こんにちは。S&Tの上村です。昨日はお天気のせい(?)かお客様が少なく初期の頃のアートショップ を思い出しながらのんびり営業させて頂きました。いらっしゃったお客様はじっくり見れて喜んでいましたが・・・(⌒-⌒; )

来月のアートショップ は12月21日(土)になりますので今年最後のアートショップ はたくさんの皆さんにいらっしゃって欲しいなと思います。

さて、話は変わりますが現在世界各地でオークションが目白押しでその結果が気になる作品がたくさんありすぎて困ってしまいます。結果をチェックするのを思わず忘れたりしてしまいそうになったりしながら日々過ごしております。(笑)

そんな中ゲルハルト・リヒターの抽象画の作品の行方が気になり現在注目しています。リヒターといえばフォトリアリズムの作品が私は個人的に大好きなのですが、リヒターが抽象画に移行した頃、なんで抽象画なんだろうと思っていたことを思い出しました。当時抽象画の作品は画像でしか見たことがなくその良さがあまりわからなかったですが、すぐに実物を目にする機会がありその素晴らしさにしばし時間を忘れて見ていました。そしてすぐに考えを改めたものでした。今でもリヒターの抽象画の作品は画像で見るとその良さはあまり伝わってこないなぁと思いながら見ることが多いです。ただ実物の素晴らしさを知っているのでその良さがわかります。だから、やはりアート作品は可能な限り実物を見て評価をしないといけないなぁとしみじみ思います。

昨今はインターネットの普及で調べるとすぐに画像が出てくるので作品を調べるのに便利になりましたよね。しかし、その画像だけで評価を下してしまうと実物を見たときにあまりの違いにびっくりすることがあるかもしれません。みなさんもそんな経験ありませんか?

特にアート作品は画像を見ただけで見た気分になってはいけないので気をつけて下さいね。可能な限りご自分の目で実際の作品を見て判断することをお薦めします。

だからアートショップ でも気になる作家さんの作品が出ていたら、画像でチェックするだけでなく実物を見にいらっしゃって下さいね。