こんにちは、S&Tの上村です。昨日も辺藝の後始末。仕事はどんどんたまっているのに一体いつまでこれにかかるのか?

とぼやきながら何やら仕事しておりますが、ぼやきたくもなります。だって、私の知らない事実が出てくるわ出てくるわ。その時言ってよ。と言いたくなります。😓

国民性なのか県民性なのか個人の問題なのか問題をうやむやにしておかれることが多かったため、非常に事が深刻に。なぜその時に言わないのか?と思っちゃいますが…。

何か事が起こった時に逃げ出す人って意外と多いんですね。黙っておけば問題がなくなると思っているんですかね???

御伽話じゃないんだから決してそんなことはないのに。(笑)

ま、いつものように反面教師として覚えておこうと思います。

と、ぼやきはこのぐらいにしてS&Tは本日より通常営業しております。

実は色々入荷しておりますが、ちょっとずつ小出しにしていきますね。いつものようにどの作品が入っているのかはオンライン上では公開しません。よく尋ねられるのですが、画面上で見たところでその作品のよさや持ち味の何がわかるんですかという考えのもとそうしています。ぜひご予約して実物をじっくりとご覧いただければなと思います。

S&Tでは3回目の入荷ですかね。日本ではあまり馴染みのない作家Kon Trubkovichの作品が1点入荷しております。

つい先日もご紹介しましたね。😆

Kon Trubkovich

Kon Trubkovichは1979年モスクワ生まれのアーティストです。
現在はニューヨークのブルックリン在住で活動しています。

彼の作品はVHSビデオテープを主要な資料として使用し個人的および共有された記憶を探求しています。潜在意識、劣化した家の映像、記録された歴史から引き出された彼の作品は、時間と時代遅れのテクノロジーの両方によって歪められた瞬間を表しています。

彼の作品は非常に不明瞭で混乱しています。彼は自身の作品で記憶の正確さと経験を保存することの難しさを私たちに問いかけています。

彼の作品はホイットニー美術館の常設コレクションなど数多くのコレクションになっています。また、スイスのベルン美術館でも国際的に展示されています。

彼の作品はそもそも数が少ないのかあまり市場に出回っていません。ガゴシアンに所属してからもそんなに数多く作品を出しているイメージはないですね。

今回入荷しているものはまさに彼らしい作品が入荷しています。😆

過去何回か入荷しているものもすぐになくなってしまったので見た事がある人は少ないかもしれませんね。

今回もなくなっちゃう前にぜひ足を運んでみて下さいね。

ま、出会えなかったらそれもご縁ですが。

昨日搬出の際にS&Tへやって来た作家の石川君が最後に捨て台詞のように『これ、バリカッコいいですね。』と言って帰って行きました。(笑)

本日からぼやき絶好調のS&Tは通常営業再開です。

それでは皆さん本日も良い1日を。