こんにちは。S&Tの上村です。先日からチョイチョイ登場している再会した方とつい先日電話でお話ししていたところバスキアの話しから『バスキアの絵画よりマネのアスパラガスの絵画の方がよっぽど凶暴よ。』という話がでました。(笑)
有名な絵画ですが、もう一度調べてみて色々面白かったです。😊
見たことのない方のために画像添付しておきますね。
これには逸話があります。上のアスパラガスの束の絵を見た男がこの絵の価格を聞くと『800フランです』『じゃあ、買うよ』と1000フラン払って『つり(銭)はいらないよ』と帰って行ったそうです。
しばらくするとこの男の家にこの一本だけ描かれたアスパラガスの絵が届きます。そこにはこう書かれていました。
『先日お買い上げ頂いたアスパラガスの束から一本抜け落ちておりました』
マネはと〜っても洒落のわかる人だったんですね。\(^o^)/
現代美術はちょっと苦手という方がよくいますが、こういう名画も現代美術も芸術なのです。長い歴史でそれぞれの時代背景の中から必然的に生まれてきたものに古い絵画も現代美術も区別はないと私は思います。おそらく芸術家本人にそんな区別はないのだろうと思いますけどね(笑)
ただ見て感じるのではなく、何か引っかかるものがあったらそれがなんなのかを冷静に分析してみて下さい。きっと見えてくるものがあるはずですよ。
そうするとより一層アートが面白くなるはずです。