こんにちは、S&Tの上村です。我が家のハイビスカスは天気の良し悪しに関わらず最近は咲きたい時に思いのまま咲いています。昨日も2輪ほど咲いていましたよ(笑)

現在S&Tではセール開催中ですがまだまだ続きます。気になっているものある方はお早めにいらっしゃって下さいね。

完全に私の気分となりますのでタイミングが良ければもしかしたらとんでも無くお得にゲットできちゃうかも(笑)

なお、いつも通りご予約制ですので予約取るのはお忘れなく。

さて、本日までS&Tでもお馴染みの湯浅克俊 個展『水の月』が東京のYUKI-SISさんにて開催中です。私はご存知の通りの体調なので行けませんでしたがたまには他での展示も見たかった。😅

滑り込みで間に合う方はぜひ足を運んでみて下さい。🙇

https://www.instagram.com/katsuyuasa1978/?hl=ja

S&Tにも湯浅作品現在何点か展示中です。こちらもセールにはもちろん入っておりますので気になる方は個展を見た後に山形まで足を運んでみて下さいね。

横浜美術館で2018年に開催された『モネ それからの100年』で展示された作品も現在展示中です。その他は来てからのお楽しみです。😆

気になる方は遠慮なくご連絡下さいね。

というわけで本日の1品です。

Almost Immortal Venice #2 / 湯浅 克俊
Oil-based woodcut on paper
59cm x 91cm

前述の湯浅克俊個展で展示されている作品から。

良いですね〜😆

湯浅克俊は1978年東京生まれのアーティストです。

一見、写真のように見える彼の作品は、自身で撮影した写真を基にすべて手で彫られています。光の陰影は彫りの深浅、幅の広狭で表現されており、その卓越した技術によって実際の空気感までをも感じさせ、寄り添う記憶や視覚の残像のようなイメージを織り成しています。
日本の木版画の立ち位置を、浮世絵から現代の視点、そして未来へ切り開いていく方法を真摯に追い求め、制作に反映させています。

昨年の山形での個展も記憶に新しいところですね。

昨年の個展から。
『普段私は長い時間をかけて版木を彫り、ばれんを使って紙に摺って作品を制作しています。一般的に木版画は彫刻刀による彫りあとを活かした表現や、多色摺りによる色の鮮やかさが魅力と言われています。しかし私は木版画とはイメージを創出するためのメディア(情報伝達のための媒体)であると考え、様々なイメージを作り出してきました。
昨年の夏、スイス人アーティストでハイパーリアリズムの先駆者であるFranz Gertsch(フランツ・ゲルチュ)の名を関した美術館で個展をする機会に恵まれたのですが、そのFranz Gertschさんが12月に亡くなられたことを聞きました。オープニングに参加するため美術館を訪れたときはお会いすることはできず、もうすでに体調が悪かったのかもしれません。彼はペインティングだけでなく大きな木版画も制作していて越前の和紙に摺っています。写実的な表現、木版画、和紙と私との共通点が多いことから勝手に親近感を感じていました。そんな彼の過去のインタビュー記事を読んでいたらこのようなことが書かれていました”nature is a mirror of time to which everything between birth and death…”。自然は生と死の間のすべての時間を映し出す鏡である。この文章を読んだ時、制作においても似たようなことが言えるのではないかと思いました。作品とは時間を映し出す鏡である。作品をいくら凝視しても費やされた時間を見ることはできませんが、確かに作品は膨大な時間を内包しています。線と線の間には私が考え、悩み、彫刻刀で彫ったすべての時間があるのです。』〜湯浅 克俊

結構彼とも長い付き合いになりましたが、常に進化し続けています。一見同じように見える作品も細部を見るとその進化は明らかです。

もちろん古い作品も素晴らしいですね。これは中々好みも分かれるところですが、皆さん思い思いに楽しんでいるようです。

そんな湯浅克俊さんの作品はもちろんS&Tでも購入できます。

遠慮なくお問い合わせ下さい。

本日もセールにてお待ちしております。

それでは皆さん本日も良い1日を。