こんにちは、S&Tの上村です。昨日はどうしても遠くに行かなければならず嫁に運転してもらって出かけてきました。久しぶりに見る景色に最初は楽しかったのですが、やっぱりまだ運転はできそうにありません。運転ができないのはちょっと残念ですが、久しぶりに気分転換させてもらえてリフレッシュしました。🤗
運転できないことが悪いことばかりではありません。昨年から助手席から見る景色が当たり前になっていますが、運転している時はゆっくり見ることができなかったものもよく見えるので新たな発見もあるんですよ。
嫁には申し訳ないのですが密かに景色楽しんでます。(笑)
嫁からは『運転手つきの生活を前から望んでいたけど、形は違うけどある意味夢が叶ったね。』と言われそうだよなぁと妙に納得。
夢は叶う?(笑)
さて、遠出といえばちょっと私が見に行きたい展示がこちら。
5月19日(日)から練馬区立美術館で開催されている『三島喜美代―未来への記憶』。
今でこそかなり有名になっちゃいましたが、彼女が一般的に知られるようになったのは最近と言っていいんじゃないですかね。今回の展示は彼女の70年にわたる創作の軌跡を、主要作品を通して概観する回顧展であり、東京の美術館で開催される初の個展です。
彼女の作品一つ欲しいなと思っていましたが今ではだいぶ価格も高くなっちゃいましたね。😅
二束三文の時に買っておけばよかった。
7月7日(日)までの会期中限定公開の動画も出ているので気になる方はぜひご覧下さい。
https://youtu.be/epJE4N4NmSo?si=S5TEXa7KKU8hF0E8
遅咲きと言っても過言ではありませんが、ブレずに作品を制作してきたからこその今だと私は思います。
S&Tでお馴染みのローズ・ワイリーなんかもそうですよね。
私はなぜか遅咲きのアーティストの作品が好きなのかもしれません。(笑)
意図してはいませんが。💦
と言うわけで本日の1品はローズ・ワイリーの作品から。
この作品一切の無駄がなく潔くないですか。尚且つカッコいいですよね。😆
Rose Wylieは1934年イギリス生まれの画家です。ワイリーは、美術史や映画、漫画、カルト的なセレブリティなど、さまざまな視覚的ソースを用いて、大規模かつ広範に描かれたキャンバスを制作しています。創作過程における自発性を重視する彼女は、しばしばキャンバスの完成した部分にペイントやコラージュを施し、望ましい効果を追求します。このようなアプローチは、スケールのダイナミックな変化と多様な表面のテクスチャーを生み出しています。
ローズのペインティングも魅力的なんですが、ドローイングもまた非常に魅力的です。画集も意外とすぐになくなって中古でも中々探すのが難しいのはファンがそれだけいる証でしょう。
何かと年齢が話題となる彼女ですが、アーティストにとってそれは全く重要じゃないということを改めて思い出させてくれるアーティストです。
ワイリーによれば、無名で仕事をすることで、彼女は自分がやりたいと思うこと、『質の高いもの、人に頼らず、自分の好きなことをする』自由を得たのだといいます。
現在S&Tにも何点かRose Wylieの作品を展示しております。ご興味ある方はぜひいらっしゃってくださいね。もちろんお問い合わせはS&Tまで。
アーティストだけじゃなく人間は年齢じゃないと私も自分に言い聞かせながら日々過ごしています。体は年齢とともに衰えますが…😅
それでは皆さん本日も良い1日を。