こんにちはS&Tの上村です。今年もあっという間に終わろうとしていますが今年のクリスマスは皆さんいかがお過ごしですか?
昨日はシークレットセールの抽選発表。待ちきれず『何時発表ですか?』と連絡してくる方や当選して『嬉しいクリスマスプレゼントだ!』と大喜びする方がいて思わず笑っちゃいました。(笑)
それだけ楽しみにしていたんでしょうね。私も報われます。🤗
S&Tの今年の企画は全て終了しました。皆さんのお陰で各イベント思った以上に盛り上がりを見せた1年だったと思います。来年もまた色々企画考えていますのでお楽しみに。
さて、今年のターナー賞を受賞したJesse Darlingが受賞スピーチで学校教育で美術を教えることの重要性を語っていますね。
また、保守政権が自己表現や文化を特定の社会経済的背景を持つ限られた人々のものだというメッセージを発信してきたと非難し、スピーチの終わりに上着のポケットからパレスチナの国旗を取り出して反戦の意志を示しました。
素晴らしい。👏
私もいつも言っていることですが、私が語るよりこういう人が訴えると非常に説得力がありますね。素晴らしいアーティストです。
Jesse Darlingを知らない方のためにちょっとご紹介。
Jesse Darlingは1981年オックスフォード生まれのアーティストです。
『唯物論的詩学』の下に、今日の生活様式を表し出す日常のテクノロジーの検討や再創造を試みてきました。その表現の幅は、彫刻、インスタレーション、映像、ドローイング、サウンド、テキスト、パフォーマンスと非常に幅広く、なかでも、工業用素材同士を組み合わせたり、金属と日常的なオブジェを溶接した作品群は、家庭と施設、家庭と国家、安定と不安定、機能と機能不全、成長と崩壊などの概念を探究するダーリングのアプローチの代表的なものとしてあげられます。
彼の作品には人体の脆さを表現したインスタレーション等が多くみられます。そこには、ジェンダー、アイデンティティ、身体性の交差する概念に取り組んでいるのがわかりますよね。
カムデン・アートセンター(Camden Art Center- Enclosures )とモダンアート・オックスフォード(Modern Art Oxford-No Medals, No Ribbons)での個展が、ターナー賞候補のノミネートの理由となったと言われています。
今後の活躍がますます期待されるアーティストの一人ですね。
https://youtu.be/_k5Le7bzCI8?si=Lf4tKMSngB0Hn0yO
ターナー賞は1984年の創設以来、時代に応じて形を変えながら40年近くにわたって、イギリスの現代美術の発展に貢献するとともに、現代美術に対する幅広い関心を生み出してきました。現在は、イギリス生まれ、あるいはイギリスに制作拠点を置くアーティスト/アーティスト・コレクティブを対象とし、前年の展覧会を含む活動実績により最終候補を選出。同年に最終候補による展覧会を開催し、受賞者を決定する形式を採用しています。
日本はあろうことか美術の授業がなくなるかもしれないなんて話も時々耳にします。それじゃどんどん世界から置いていかれてしまうのは当たり前のことですね。困ったものです。😓
裏金と選挙のことばかり考えていないで本気で日本を良くしようと思う政治家が出てきて欲しいものですね。
皆さんはどう思いますか?
それでは皆さん本日も良い1日を。メリークリスマス🎄