こんにちはS&Tの上村です。昨日はたくさんのお客様に楽しんで頂きありがとうございました。中には小学生カメラマンも出没し、アーティストさながら真剣な目で作品を吟味して写真を撮っていましたよ。(笑)

本日も『本とアート』展は開催しております。が、私は自宅待機しておりますので、もしいらっしゃる時はご連絡下さい。10分くらいで駆けつけますよ。😆

そう言えば、『六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond』で面白い企画していますね。その名も『1日こどもキュレーター』😄

企画・展示しているキュレーターが講師となり、芸術祭におけるキュレーターの役割や仕事について伝えるとともに、一緒にプランを考え展示を組み立てていくということです。次世代の文化芸術の担い手を育てていく取り組みとしては中々斬新なアイディアかと思います。

11月4日(土)、11月12日(日)、11月18日(土)開催されるようです。

ご興味ある方は申し込んでみてはいかが。お子さんにとってはかなり貴重な体験になると思いますよ。山形からは遠いですが😓

http://www.osaeru.net/reserve/index.php?id=5241&plannum=177652320&listdate=&view=plan

さて、そしてもう一つS&Tからはいよいよ解禁となるアーティストのご紹介。

一部の方はもうご存知かもしれませんが、これから少しこちらのアーティストをご紹介していく予定です。満を持しての登場です。

May Stevens (1924–2019)

スティーブンスはマサチューセッツ州ドーチェスターで生まれ、ボストン近郊のマサチューセッツ州クインシーで労働者階級の家族に育てられました。結果的に彼女の作品は、彼女の社会に対する見方、彼女が彼女の周りで目撃した女性の貧困と機会の欠如の影響を受けました。ボストンとニューヨーク市で美術を学んだ後、彼女は1948年に仲間のアーティスト活動家ルドルフ・バラニクと結婚しました。

スティーブンスは最初から、芸術は個人的な表現だけでなく、社会的解説に使用されなければならないと信じていました。彼女の芸術は通常、政治活動家としての彼女の個人的な経験に関連しています。

彼女は公民権運動に従事し、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアがカタログの紹介を書いたフリーダムライダーと呼ばれる1964年の展覧会につながりました。1967年から1976年までのスティーブンスのビッグダディシリーズは、ベトナム戦争に対する怒りの反応として作られました。これらの大きなポップアートスタイルの絵画は、彼女の最も有名な絵画の1つです。

フェミニスト芸術運動に触発されたスティーブンスは、女性アーティストの人生を個人やグループのポートレイトで称え、それを「オルタナティブ」な美術史とみなしている。。彼女はまた、1977年から92年まで出版された雑誌「Heresies: A Feminist Publication on Art and Politics」の設立を支援しました。

1981年のスティーブンスの息子の死は、彼女の作品の方向性を変えました。彼女の後の絵画は、痛烈な感覚が染み込んだ風景でした。

彼女はゲリラ・ガールの元祖であり、重要なフェミニスト出版物『Heresies』の創設メンバーでもあります。彼女の作品は、MoMA、ホイットニー、ブルックリン美術館、ハーバード美術館、ダートマス大学フッド美術館などに収蔵されています。 (1924–2019)

ゲリラガールズは知っていてもメイ・スティーブンスを知っている方はあまり多くはないと思います。しかし、彼女の作品は非常に興味深い作品です。

現在は日本初お目見えとなる版画作品が1点入荷していますが見る価値ありです。こちらの作品は非常に美しくそして考えさせられます。

安くもありませんが決して高くもありません。

ご覧になりたい方はご一報頂ければスケジュール合わせてご覧いただけます。

もちろんオリジナル作品や他の版画もお取り寄せできますので遠慮なく言って下さいね。

オススメです。

それでは皆さん本日も良いI日を。