こんにちはS&Tの上村です。昨日は無事に『本とアート』展オープンしました。一昨日の夜のぎっくり腰の状態では私は在廊できないかもと不安でしたが、何とか気合いで一日在廊できました。😅
昨日は平日ということもあり大盛況…とはいきませんでしたがお一人お一人じっくりとため息まじりに見ていかれていましたよ。
いつもの常連さんも今までとは一味違う展示についに『秘蔵の本棚から出てきたか?』なんて言っていました。
ちなみに秘蔵の本棚からはまだまだお出ししていません(笑)
昨日の初日で何点かご予約いただいちゃっています。今までのうちのイベントとは一味違う速さで赤丸がついちゃってます。😅
狙っているものがある方はこの土日にダッシュでいらっしゃった方がいいかもしれませんね。
本も1点しか無いものがほとんどですが、中には実は私が個人的に所蔵している同じものがあるものもあります。長丁場の展示なのでそれをお出ししようかどうしようか現在思案中ですが、それも皆さんの反応次第ですね。
本と言っても普通の本とは違うので探すのは困難を極めるものばかりなんですよね。
ま、その辺も来てからのお楽しみ。
ギックリ腰のベテラン(?)の私ですが土日はまだ完治はしないと思うので動きが変かもしれませんがその辺は放っておいてじっくり作品を堪能して下さいね。
最後に本展のDMにもなっているヴィルヘルム・サスナルのご紹介。
実は10月14日までタカ・イシイギャラリー 京都で個展が開催されていた作家です。私の知名度では誰も信じないので人の名前を借りて強調しておきます。(笑)
狙ったわけではなくたまたまなんですが。😅
ヴィルヘルム・サスナルは1972年ポーランドのタルヌフ生まれのアーティストです。現在クラクフを拠点に活動しています。1992年から1994年までクラクフ工業大学で建築を、1994年から1999年までヤン・マテイコ美術アカデミーで絵画を学びます。
彼の作品は彼自身が撮影したもの、もしくは書籍、映画、インターネットなどから見つけた写真イメージを基にし、抽象と具象の要素を組み合わせた絵画作品でよく知られています。
彼は私たちを取り巻く環境と歴史を、不調和かつ静かに不穏に描写します。
新聞や雑誌、インターネット、ビルボードや身の回りのものから拾い集めたイメージをもとに描く彼の絵画は、現代社会に氾濫する膨大なイメージのアーカイブとして機能します。サスナルの作品には、私たちが生きている世界と関わり続けること、そしておそらくより重要なこととして、現在と過去を結びつけることへの執拗なこだわりがあります。サスナルは、不思議なほど個人的でありながら冷静に距離を置き、主観的かつ親密に時事問題を解釈します。
『絵を描くことは自然な活動であり、原始的なものです』
〜ヴィルヘルム・サスナル
『本とアート』展では彼の版画作品が1点出品されています。しれっと展示されているのでお見逃しなく。(笑)
『本とアート』展でお待ちしております。
それでは皆さん本日も良い1日を。