こんにちは。S&Tの上村です。昨日も作品が無事到着。ま、一悶着あったものの何とかセールにも間に合いました。残すところあと1点。予定では本日到着ですが無事到着して中身を確認するまでなんとも言えません。長年やっていてもいつまで経ってもこればかりは慣れません。無事に作品到着するまでは眠れない日々です。確認するまで本当に神経がすり減りますね。😅

ま、売れたら売れたでお客様のところに無事に納めるまでも同じ日々が繰り返されるのですが。(笑)

本当はあるほなつき展のお休み中に1日休みたかったのですが予定外の仕事にどうやらお休みが1日も取れないようです。

『う〜ん。休みたい。』と毎日愚痴っています。(笑)

アートと皆さんのためなら仕方ないですね。頑張ります。

さて、私が最近注目しているのが先月末にサザビーズが発表した競り下げ型のダッチオークションを新たに採用するという出来事。

オークションというと入札者が競り合って値段は上がっていき、競争がなければすんなり落札されるというイメージをお持ちの方がほとんどじゃないでしょうか?

今回発表されたのがその全く逆の方式。

オークショニアが初めに作品の最高価格を提示して入札を募り、その後、買い手がつくまで、あるいはあらかじめ設定された最低価格に達するまで、価格を段階的に下げていくというもの。

ん〜。ちょっとイメージしづらいですよね。💦

どんなんだ?と思っていると最初にこの方式を採用してオークションが開催されるのがNFTの新オークションと聞いて納得しました。

ただ、これがオークションと言えるのかどうか?

ただの価格交渉?(笑)

私はなんだか面白みを感じないんですが。😅

だって自分の持っている作家の作品が一体いくら評価されるんだろうとワクワクして見守るのもオークションの楽しみじゃないですか?

従来のオークションのように考えるとどうも別物のようですね。

彗星のように現れてあっという間にあまり話題に登らなくなったNFTですが相変わらず迷走中です。

オークションは今月下旬に開催されるそうです。結果を見守りたいと思います。

皆さんはこの出来事どう思いますか?

そんな話もしにお茶飲みにでもS&Tへいらっしゃって下さいね。大歓迎ですよ。😀

というわけで本日の1品です。

In My Hour of Darkness, 2014 / Richard Long
A three panel carborundum relief on Moulin Du Gue 350 gsm paper with hand painting
239.5 × 349.5 cm

リチャード・ロングは1945年イギリス・ブリストル生まれのランド・アートを代表するアーティストのひとりです。初期には、自然を歩いた自身の痕跡を記録した写真作品を発表。その後はランド・アートをはじめ、インスタレーションやペインティングなど表現の幅を広げつつ、一貫して自然と人間の関係性をテーマに制作を行っています。

彼の作品はまだまだ決して高くない価格で購入できますが私は今のうちかと思っています。

ご興味ある方はS&Tまでご相談下さい。

今回の例の陳腐な名前のセールでもエディション版が1点出品されますよ。お楽しみに。

それでは皆さん本日も良い1日を。