こんにちは。S&Tの上村です。昨日あいにくの雨で暇だったので久々にインスタを見ていると『?』と何やら見覚えのあるものが。

先日ギャラリーにいらっしゃった時に消した跡を見せてくれたので気がつきました。😆

それがこちら。

https://www.instagram.com/p/Csye5UQx73_/

消す前はこんなんなってたんだと改めて感心しました。そして、文章も面白い。根っからのアーティスト。

まだ若い彼女はもしかしたら日本を代表するアーティストになるかもしれないなと才能の片鱗を感じました。お世辞抜きです。(笑)

これからも遠目ながら見守りたいなと思います。

もしかしたら将来S&Tのイベントでも彼女の展示ができる日が来るかもしれませんね。楽しみです。😄

さて、昨日も『TRONIES〜3人の肖像画〜』は大賑わい。平日なので混まないだろうと油断していました。😅

色々お客様とお話しして私も楽しかった。それにしても今回の展示は今までとやはり何かが違うと改めて実感します。まだ見ていない方はぜひ足を運んで下さいね。本日火曜日と水曜日、木曜日はお休みなのでお間違えなく。また、金曜日からお待ちしております。

そういえばこちらも。イリヤ・カバコフさんが5月27日に亡くなりました。89歳だったそうです。イリヤ&エミリア・カバコフとして長年夫婦で活動してきたアーティストで、日本でも数々の作品を発表してきました。

カバコフさんの作品といえば私が思い出すのはドクメンタへ行った時のことです。公衆トイレみたいな建物があったので、トイレかと思い入るとそこは極めて普通のアパートの一室みたいになっていました。そこで初めて作品なんだと気がつきました。『なんじゃこりゃ?』と衝撃を受けたのは昨日のことのように覚えています。

日本では1999年に初個展「シャルル・ローゼンタールの人生と創造」(水戸芸術館 現代美術ギャラリー)を開催。2000年に「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(新潟)に参加、以降同地で継続的に作品を発表してきました。

越後妻有 大地の芸術祭 2022の『手をたずさえる塔』というと思い出す人も多いかもしれませんね。

手をたずさえる塔 / イリヤ&エミリア・カバコフ
大地の芸術祭2022より

簡単なご紹介掲載しておきますね。

【イリヤ&エミリア・カバコフ】
イリヤは1933年、旧ソ連(現ウクライナ)生まれ。ニューヨーク在住。1950-80年代は公式には絵本の挿絵画家として活躍する一方で、非公式の芸術活動を続けた。80年代半ばに海外に拠点を移し、ソ連的空間を再現した「トータル・インスタレーション」をヴェネツィア・ビエンナーレ、ドクメンタ等に出展。1988年に、エミリア(1945年生)とのコラボレーションを始める。日本でも「シャルル・ローゼンタールの人生と創造」展(1999年)、「私たちの場所はどこ?」(2004年)、「イリヤ・カバコフ『世界図鑑』絵本と原画」展(2007年)等の個展を開催し、妻有では2000年「棚田」、2015年「人生のアーチ」を恒久設置した。2008年、高松宮殿下記念世界文化賞受賞

また一人旅たってしまいました。ご冥福をお祈りします。

また一人旅立ち、そして新しい才能が生まれ、人生の縮図を見ているようです。

S&Tではさまざまな作品のお取り扱いをしております。もちろん彼らの作品も。

なんでもお気軽にS&Tまでお問い合わせ下さい。

それでは皆さん本日も良い1日を。