こんにちは。S&Tの上村です。昨日の夜、先日の『アートショップファイナル』での抽選作品の抽選を実施しました。皆さん熱いメッセージが申込書に書いてありヒシヒシと欲しい意欲が伝わってきましたので、厳正にアプリのルーレットで抽選しました。一切やらせなしです。(笑)
応募した皆さんには抽選の様子の動画をお送りしておりますが、悲喜交々の当選発表でした。皆様からもすぐにお返事頂きましたが当選者、落選者のLINEのスタンプが面白くて思わず笑っちゃいました。
当たった人もハズレた人もそれはアート作品とのご縁ですので。
S&Tではこれからも皆さんに喜んでいただける企画を考えていきたいなと思います。
さて、日常に戻ったS&Tでは現在4月1日開催の湯浅 克俊展へ向けて準備中です。小野川温泉に新しくできるY&ギャラリーの柿落としということで私も全面協力しておりますが、今回は5月11日までと長い期間展示しておりますので遠くの方もぜひ温泉に浸かりながらのんびりと山形にいらっしゃって下さい。ご連絡いただければ私が色々ご案内しますよ。🤗
今回の展示はFranz Gertchの追悼と共に湯浅 克俊さんのこれまでの作品の変遷が一目で見ることができます。昨年のスイスのFranz Gertch美術館で展示された作品や横浜美術館で展示された作品なども展示予定ですので見応え十分です。
そして、私が驚いたのは湯浅さんが版画に移行する前の作品も!!!
これ以上はご自分の目でお確かめ下さい。
もちろん遠慮なくS&Tへご連絡下さい。じゃないと私いませんので😅
というわけで本日の1品は湯浅さんの作品から。(展示作品ではありません。)
もちろん写真じゃありませんよ。ご存知の通り木版画です。いつも思いますがその技術もさることながら、湯浅作品には独特の情緒と余韻があります。
1978 東京都生まれ
2011-2014 武蔵野美術大学 非常勤講師
2014-2015 MI-LAB Artist-in-residence 講師
2015- 国際木版画会議 国際委員会メンバー
2016- EAST TOKYO MOKUHANGA STUDIO 主宰
2018- 特定非営利法人国際木版画協会日本委員会 副理事
2019- 多摩美術大学 非常勤講師
現在、東京都在住
<学歴>
2002 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科(版画コース)卒業
2005 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン、英国)修士課程版画科修了
<アーティスト・イン・レジデンス>
2006 Rijksakademie van beeldende kunsten アムステルダム、オランダ2008 Kala Art Institute バークレー、アメリカ
2008-2009 Cite Internationale des Arts パリ、フランス
2009 BAER Art Center ホフサス、アイスランド
2011 The Danish Art Workshops コペンハーゲン、デンマーク
2012 Pro Artibus タンミサーリ(エケネス)、フィンランド
2013 Kloster Bentlage ライネ、ドイツ
2014 FLACC ヘンク、ベルギー
2015 Amsterdams Grafisch Atelier (AGA) アムステルダム、オランダ
2016 Chhaap バローダ、インド
2017 Ronin Globus Artist in Residence ニューヨーク、アメリカ
2018 Northern Print ニューキャッスル、イギリス
2018 Fiskars Village フィスカルス、フィンランド
2019 南島原市アートビレッジシラキノ 長崎
2019 Graphic Studio Dublin ダブリン、アイルランド
2020 金沢湯涌創作の森 石川
2020 SAIKONEON 山梨
2021 西会津国際芸術村 福島
<主な作品収蔵先>
bouwfonds アムステルダム、オランダ
Calyon corporate and investment bank ロンドン、英国
中国版画美術館 北京、中国
Clifford Chance LLP ロンドン、英国
Defi co., ltd. 福岡
Laing Art Gallery ニューキャッスル、英国
武蔵野美術大学 東京
Museum der bildenden Künste Leipzig ライプツィヒ、ドイツ
Minneapolis Institute of Art ミネアポリス、米国
New York Public Library ニューヨーク、米国
Royal College of Art ロンドン、英国
Victoria&Albert Museum ロンドン、英国
世界中で大活躍の彼の作品は変な高額の日本人の現代美術作品より明らかに優れています。日本では知らない方もまだまだいらっしゃいますがぜひ多くの人に知って欲しいし作品を見て欲しいなと思います。見ればわかります。
4月1日はアーティストトークも開催されるのでぜひ皆さん足を運んで下さいね。
それでは本日も良いI日を。