こんにちは。S&Tの上村です。今朝起きると当たり一面銀世界。冬に逆戻りです。毎年のことながらこの時期は冬と春がせめぎ合い自然の厳しさを目の当たりにします。自然には結局人間は敵いませんね。
月並みですが、冬の厳しさがあるからこそ春の暖かさが身に染みるんでしょうね。
さて、昨日は久しぶりにお会いするお客様とローズ・ワイリーの話題で盛り上がりました。画集を見ながら色々お話ししましたがかなり気に入っていただけたようで私も嬉しくなっちゃいました。やっぱりわかってもらえると嬉しいものです。(笑)
そう言えば先日のSBIのオークションに出ていたアンディ・デンツラーの話題にもなりました。ものすごい価格にビックリしていましたがこうなることは当初から予想済みです。その方もかなり良い作品を1点お持ちですが買って良かったと言われまたまた嬉しさが込み上げてきました。
デンツラーを日本にご紹介し始めた時は誰も見向きもしなかったことをまた思い出しちゃいました。😅
S&Tでご紹介する海外のアーティストはご紹介し始めの頃はカタカナで検索しても出てこないんですよ。デンツラーもそんな頃ご紹介しましたが、今ではご存知の通り日本語で検索してもたくさん情報が出てきます。今回入荷予定のローズ・ワイリーはS&Tでご紹介するアーティストでは珍しくカタカナ検索してもたくさん情報が出てくるアーティスト。それでも力を入れているのはなぜか?
賢い皆さんはもうお分かりですよね。
そうなんです。作品があまり出てこない。そして、出てもすぐに売り切れます。そのぐらい彼女の作品は魅力的ということです。
今回は3点ほど入荷しますが、既に1点はご予約済みです。
特に今回の入荷作品は2月1日に価格が変わっていますが今なら変更前の価格でお出しできるもの。かなりお買い得ですよ。私は個人的にもおすすめです。
気になる方はS&Tへお問い合わせ下さい。
というわけで本日の1品です。
Rose Wylieは1934年イギリス生まれの画家です。ワイリーは、美術史や映画、漫画、カルト的なセレブリティなど、さまざまな視覚的ソースを用いて、大規模かつ広範に描かれたキャンバスを制作しています。創作過程における自発性を重視する彼女は、しばしばキャンバスの完成した部分にペイントやコラージュを施し、望ましい効果を追求します。このようなアプローチは、スケールのダイナミックな変化と多様な表面のテクスチャーを生み出しています。
こちらはエディション10となっていますが全て手が加えられているためユニーク作品の扱いとなっております。
何かと年齢が話題となる彼女ですが、アーティストにとってそれは全く重要じゃないということを改めて思い出させてくれるアーティストです。
天真爛漫という言葉がぴったりの彼女の作品は非常に魅力的です。
そして今年89歳になる彼女は現在もあちこちで精力的に活躍中です。
そう言えばちょっと古いですがこの方のブログがわかりやすく書いてくれているのでそちらも読んでみて下さい。
https://kuma-bijutsu.hatenadiary.jp/entry/2016/11/24/夢と希望のある話【1日1品】
ローズ・ワイリーおすすめです。
それでは皆さん本日も良い1日を。