真冬のミステリー

こんにちは。S&Tの上村です。昔から知らない人に親しげに挨拶されてその度に適当に相槌をうってきました。人の顔をあまり覚えるのが得意ではないのできっと忘れているだけだろうと思っていたのですがどうもそうじゃないらしい。😅

昨日もそんな風に私の顔を見て親しげな表情を浮かべて近寄ってきた人がいたのですがこれまでとは違って無視してみました。すると相手は首を傾げて『違う人なのかな？』という顔をして通り過ぎました。でもいくら考えても私はその人を知りません。こういうことが昔からちょいちょいあるということはきっと私と同じ顔をした誰かが近くに住んでいるんじゃないかと疑っちゃいますよね。💦

真冬のミステリーでした。

皆さんはそんな経験ありませんか？

さて、昨日も『アートショップファイナル』に出品予定の作品が到着しました。それはとあるチャリティー目的で制作された作品。戦争やさまざまな理由で国を追われた人達のために世界有数のアーティスト達に声をかけて制作されたものです。

そしてその作品の制作過程が非常に面白いんです。

例えば戦争で焦土と化したその土地へ行ってそこの土地の土を特別な製法でインクにしてそれでアーティストに制作を依頼します。そのインクを使ったアーティストごとの作品がそのアーティストらしい作品へと生まれ変わります。それが出品されてオークションにかけられ収益の90%が寄付されます。

ここへ参加しているアーティストは錚々たる顔ぶれです。S&Tでお馴染みのイドリス・カーンも過去にはこのチャリティーに参加しています。カーンは特にこういうチャリティーには熱心であちこちのチャリティーでよく見かけます。やはりS&Tが見込んだだけあって素晴らしいアーティストですね。🤗

オリジナルはチャリティーオークションで既に販売されているのでもちろんありません。その作品のエディション版が今回出品されるわけです。エディション版と言ってもそこにはそのインクが使われていたり様々な仕掛けがあるんですよ。

とはいえエディション数も少なく貴重な作品であることには変わりがありません。間違いなくお宝です。

背景を知るとより面白いんですが、作品も非常に素晴らしい。早くお見せしたいのですが今回は依頼があっても誰にもお見せしません。3月10日（金）からの『アートショップファイナル』に足を運んでくださいね。極秘です。

いつも通り妄想をパンパンに膨らませて眠れない夜をお過ごし下さい。（笑）

それでは皆さん本日も良い1日を。