こんにちは。S&Tの上村です。そう言えば昨日シンガポールの国宝Theseus Chan (テセウス・チャン)の話題が出ましたがちょうどART SGが始まりますね。
先日もチラッとブログで書きましたが、シンガポール初の大型アートフェアにとなります。アート・バーゼルの親会社であるMCHグループが後援するアートフェアで、今回が第1回となります。当然ですが盛り上がることは間違いないでしょう。それに合わせて著名なギャラリーもいくつかシンガポールに進出するようです。
シンガポールが盛り上がる理由はいくつかありますが、ここのところシンガポールが金融・貿易の中心として存在感を高めているのがいちばんの理由です。
このことからもわかるようにアートと経済は切ってもきれない関係があることがわかると思います。
よく私はお金の話をすると言われますがそれもアートの一部なんですね。(笑)
シンガポールが国として独立したのは1965年でまだ57年の歴史しかないんですよね。今後の成長は計り知れないものがあります。シンガポールは世界のアート市場で今注目されていますが今後ますますその存在感を示していくことでしょう。
同じ運営会社が手がける「東京現代(TOKYO GENDAI)」も今年開催されますので楽しみですね。🤗
アートはどんな状況でもいつの時代でも熱い!!!!!
S&Tも乗り遅れないように頑張ります。
現在色々検討中の案件がいくつかあるので来月までには発表できるようにしたいなと思います。
というわけで本日の1品です。
先日から何度かご紹介しているLyle Owerkoの作品です。同じ作品が現在S&Tにありますが、こちらはフレームも特別にアーティストフレームに入っております。これがめっちゃカッコいいんです。すでにご覧になった方もいらっしゃいますがぜひ実物をご覧いただきたいなと思います。
サンフランシスコとニューヨークを拠点とする写真家、映画制作者、そして自称「ポップカルチャージャンキー」であるLyle Owerkoは、写真と編集のプロジェクトで、アフリカ、東京、ロサンゼルス、モンゴル、中央アメリカへと定期的に世界を飛び回るアーティストです。
Lyle Owerkoが名声を得たのは、21世紀に入ってからの最も重要な出来事の一つです。当時ニューヨークで仕事をしていた彼は、マンハッタンの世界貿易センターのツインタワーに2機の飛行機が激突したとき、カメラを傍らに置いていました。2001年9月11日の世界貿易センタービルへの攻撃を撮影した彼の心を打つ編集写真は、『タイム』誌の表紙を飾り、米国雑誌編集者協会によって過去40年間で最も重要な雑誌表紙40点のうちの1つと称されました。
スパイク・リーとのコラボレーションである「ラジカセ・プロジェクト」では、いくつかの世界の力学を写真で旅することができます。このプロジェクトは、ラジカセの歴史を深く刺激的に解釈したものです。ラジカセは、世代の賛歌を伝えるだけでなく、反抗と反逆の象徴としても機能する 80 年代の象徴的なデバイスです。当初ライルはラジカセのコレクターとして活動を始めましたが、コレクションが増えるにつれ彼の中でアーティストの火花が散っていったそうです。それでこのプロジェクトがスタートしました。
彼の作品はロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館を含む多くの美術館や個人コレクションで見ることができ、彼のラジカセコレクションの一部は、20世紀の歴史的に重要なオブジェの永久アーカイブとして所蔵されています。
S&Tは来週はまた新しい作品の到着ラッシュですが、頭がパンパンにならないように何度かに分けて足を運んでくださいね。(笑)
お問い合わせはS&Tまで。
それでは皆さん本日も良い1日を。