こんにちは。S&Tの上村です。昨日衝撃の本が海外から到着しました。ちょうどブログでもご紹介したローズ・ワイリーとフレイザー・テイラーの作品を収録した雑誌。
それがこちら。
シンガポール発のヴィジュアルマガジン『WERK』の第24号。ドイツの出版社「Steidl」とのコラボレーションです。
パッと見何が衝撃かわかりませんよね。届いた時に開封してまず驚いたのはフニャフニャの雑誌。よく見るとなんと新聞紙じゃないですか！！！
『なんじゃこりゃ？？？？？？』
これは何やら面白そうな匂いがプンプンします。
そして注意深くページをめくっていくと予想以上のボリュームに小一時間たっぷり楽しんじゃいました。
いや〜面白かった。そしてなんともRose Wylieの世界に似合った装丁。新聞紙に印刷したとは思えないクオリティにも驚かされました。さすがSTEIDL。
たまたまRose Wylieの作品集を探していて見つけたもの。STEIDLが絡んでいるので大丈夫だろうとよく見ずに発注したのでなおさら驚きました。（笑）
せっかくなのでこの雑誌についても調べるとさらに驚きが。
こちらは2000年に創刊したシンガポール発のインディペンデント・ヴィジュアル雑誌『WERK (ヴェルク)』。その発行人はTheseus Chan (テセウス・チャン)となっています。
『なんか聞いたことがあるな？』と記憶を辿ると思い出しました。そうです。S&Tでも人気の平野千明さんがコムデギャルソンのDMを共作しているじゃないですか！！！！！
あまり情報を入れていませんでしたが、このテセウス・チャンという人は「シンガポールの国宝」とも称されている世界トップレベルのクリエイターです。
彼の創作への姿勢は「進化を続けていること以外に変わったことはない」という言葉に凝縮されています。
この言葉を聞いて平野千明さんの『現代型進化論』とコラボしたのは至極当たり前の流れだったんだなと妙に納得しちゃいました。
そして、平野千明、テセウス・チャン、ローズ・ワイリーと繋がっちゃいましたね。
こんなところでもご縁を感じる出来事でした。（笑）
それにしてもRose Wylieの作品は不思議で思わず笑っちゃいます。そしていつまでも見入っちゃいますね。🤗
そのうちS&Tにも…。？？？？？
お問い合わせはS&Tまで。
それでは皆さん本日も良い1日を。
