こんにちは。S&Tの上村です。本日13時から平野千明展『Modern allegorism Ⅱ』が開催されます。連日お知らせしておりますがいよいよ開催です。🤗

コロナに感染しない限り私は連日在廊しておりますので皆さんこぞっていらっしゃって下さい。

今回は昨年開催した『Modern allegorism 』の続編となります。前回よりさらにパワーアップした作品の数々に加え、現代型進化論のシリーズから平野千明の一連の作品群がどのように変遷していったかをご覧いただける展示となっております。

有名人の肖像画をモチーフにした作品のModern allegorismシリーズは彼なりの解釈が加えらえれ中々興味深い作品となっております。細かいところは何度も言いますが画像では決してわかりません。ぜひ実物をご覧いただきたいと思います。

展示はしておりませんが昨日話題にしたテイラー・スウィフトがモチーフの作品もありますよ。興味ある方はぜひお尋ねください。

今回はエディション版も含め大小さまざまな作品が出品されていますので狙っているものある方はお早めに。👍

Modern allegorism Ⅱ
会期)2022.11.3 – 11.13 13:00 – 18:00 (会期中は無休)
場所)Y & Gallery 山形県米沢市中央3丁目10-23

『人間は他人を解釈する際に様々な脚色を加え、1人の人物にまつわるイメージを創造していきます。 すなわち、そこにはもともとの事実を切り崩し、新たに意味を与えていく工程があるのです。切り崩す・切り開くという行為は世界と人間の関係を物語るための行為でもあります。自然から都市、そして人工への形態変化。 それは人間を語るためのキーワードの一つであり、そしてその行為は空間・場所を新たに生み出していくことだと私は考えています。私の作品のテーマは、つまり人間を取り巻く世界とそことの関係を「切る」という行為性を通して探っていくことにあります』。白と黒の紙をカッターナイフで裁断し、それぞれをアッサンブラージュしていく作品を「切る=空間の創造」と形容することができます。紙を切り、まっさらな地平である白紙に図絵を構築していく作業は、ゼロから存在(=イメージ)を生み出すと同時に余白を活かし、それが所在する空間をつくり上げていく行為です。空間に浮かび上がる人物と鑑賞者の対峙によって生まれる、“知覚実験”的な作品をお楽しみください。〜平野千明

https://www.yandgallery.com

それでは皆さん本日も良い1日を。