版画もいいんです！！！

こんにちは。S&Tの上村です。Art Shop出品作品のご紹介も出揃ってきました。Art Shopは7月4日（土）です。ぜひ実物をご覧いただければと思います。作品紹介もちょっと落ち着いて残すところ数点となりました。このコロナの状況で足を運ぶのは怖いという方はHP上でじっくり吟味していただければと思います。

さて、本日はちょっとアートショップ の話題ではなくS&Tでの海外作家のご紹介です。今年に入って何回かご紹介している作家ですが、先日もお客様の額装が出来上がってきて改めてジックリと見ると非常に素晴らしい。額もちょっと高めのやつをお客様の許可を頂いてつけましたが、これが大正解！！！本当にカッコイイです。＼(^o^)／

お客様でもオリジナルのみをコレクションしている方多いですが、版画もとても良いものたくさんあります。場合によっては版画のほうが素晴らしいなんていうのも実はあるんです。だから必ずしもオリジナルにこだわる必要はないんですよ。希少性という意味で言えばオリジナルの方がもちろん高いのですが、版画と言ってもエディションが決まっているのでそういう意味でもちゃんとしたアート作品の版画は十分希少性も確保されています。ただあまりにもエディションの数が多いものはどうかと思いますが。(⌒-⌒; )

また、価格の面でも版画は買いやすいというのがメリットでしょうか。しかし、この版画の価格とオリジナルの価格にあまりにも開きがある場合があります。そういう作品は買いですよ。＼(^o^)／

今回ご紹介するUwe Wittwerの作品も今のところかなりオリジナルと版画の価格にかなりの開きがあります。オリジナルは現在100万円くらいから600万円くらいの価格です。版画は様々ですがかなり安いですよ。

というわけで本日の１品です。お問い合わせはS&Tまで。

フランスの画家の作品のモチーフから古代ローマの酒盛りの様子を描いた絵を白黒反転させたような絵画です。みようによっては地獄絵図のようにも見えるこの作品です。この人の作品に共通して言えることですが、何か不穏な空気を漂わせる画面に目を奪われ目が離せなくなります。本当に魅力あふれる作家です。

【Uwe Wittwer】1954年チューリッヒ生まれ。
初期の作品はカラフルで抽象的な表現力豊かな油絵でしたが、80年代の半ば頃から、形象的、具象的な作風に変わっていきます。彼の作品は絵画、水彩、インクジェットプリントを特徴とします。作品は比喩的ですが、正確には画像の画家と言って良いでしょう。彼の作品には“絵とは何かという問いかけ”、そして記憶がどのようにイメージに影響を及ぼすかという疑問が常につきまといます。2008年、Bilanz誌による“最も重要なスイスのアーティスト50人”リストに選出されています。また、2013年には彼の作品の2つがニューヨークのメトロポリタン美術館に収蔵されました。