こんにちは、S&Tの上村です。昨日は流石に休もうと思っていたのですが、結局書類仕事が山積みで完全に休みというわけにはいかず…💦

ストレスの対処法は人それぞれだと思いますが私はゆっくりと時間をかけて自分の中で受け入れていくので色々重なると処理が追いつきません。自分のことながらもっと早く処理できれば良いのになぁといつも思いますが、こればかりはどうしようもないようですね。😅

本当にストレスフリーな生活がしたいものです。私のささやかな夢ですが。(笑)

皆さんはどうですか?

さて、海外からは嬉しいニュースが。

私も当時ブログで書きましたが、およそ5年前のフランスのノートルダム大聖堂の大規模火災は皆さん覚えていますか?

火災は数時間続き、壊滅的となりました。

その壊滅的なダメージを負った大聖堂ですが、11月8日にその大聖堂の鐘のうち8個が2019年4月以来となる音色を響かせたというニュースを聞いてなんだか嬉しくなりました。

鐘の設置を監督した方によると鐘の設置プロジェクトには1年半かかったそうです。鐘の音は「大規模プロジェクトの集大成」だとも言っていましたが、きっと日本人の私には想像もできないぐらいその感動はとんでもないものだったに違いないんでしょうね。

監督が言っていた言葉が感動的でした。

『これは愛の勝利を祝うものだ。希望が常にあるという証しだ』

なんだか勇気づけられますね。😌

まだ火災の原因は断定されていないそうですが、事故だったとみられているようです。フランス検察によると、あり得る説としては、たばこの燃えさしや電気系統の不具合が出火原因になった可能性が考えられるということだそうです。

2019年の火災の様子

私の中では記憶に残る火災でしたが、今回の出来事は本当に希望を与えてくれるニュースだなと勝手に思っています。

https://youtu.be/sjeMsm1xW3E?si=S8EAqDiaVuw8D8qC

鐘の音のニュース映像

というわけで本日の1品です。

Jpegs I, 2005 / Thomas Ruff
Set of 5 digital pigment prints (Ditone) on photo paper,
120 x 90 cm each.
Edition of 45
each signed and numbered on verso.

この作品だいぶ前に入荷しましたが、その時初めてきたお客様が一目で気に入って即決でお買い上げになっていかれましたね。このシリーズは画像では全くわからないくらい実物は素晴らしい作品です。かなり印象が違います。😅

トーマス・ルフは、世界で最も重要な現代美術家の一人です。彼の作品は、イメージに含まれる情報に関して、写真の手段と可能性を考慮したアプローチによって現在に至るまで特徴付けられています。ルフは1979年から、肖像画、建築写真、報道写真、ヌードなど、さまざまなジャンルの写真を分析し、その視覚的な表現力を考察しています。そのテーマの広さは、自ら撮影したアナログやデジタル露出の写真、コンピュータで生成した写真に加え、科学的なアーカイブからの写真、新聞や雑誌、インターネットから引用した写真の再加工など、使用する手法の多様さにも表れています。

「カメラの前にある現実は一次的な現実であり、そのイメージは二次的な現実であり、さらにその先にはあらゆる微修正が可能である”。  〜トーマス・ルフ

S&Tのお客様にはもうお馴染みです。もちろん彼の作品にご興味ある方は遠慮なくご連絡くださいね。

それでは皆さん本日も良い1日を。