こんにちは、S&Tの上村です。昨日は今年の南原アートウォークの担当のお二人が来てくれました。忙しいのにわざわざ来てくれて大変だなぁと思っていましたが結局お二人ともアート好き。本来の話そっちのけでアートの話でたっぷりと盛り上がりました。(笑)
結局はアートイベントを主催する上で『本当にアートが好き』というのが最も重要なことだと私は常日頃思っています。昔から『好きこそものの上手なれ』というじゃないですか。(笑)
もちろん他のイベントでも大切なことだと思いますが、アートイベントでは特に大切なことです。じゃないととんでもないイベントに成り下がり、そして結果的に変な詐欺師に騙されます。😅
だから色々なイベントに参加するときは担当者や主催者と話してそこを見極めるようにして参加するか否かを決めています。
たまに失敗することもありますが…。💦
昨日のお二人もすっかりアートに夢中です。そして、何とお二人がいらっしゃる直前に新入荷の作品が到着して堪能してもらいましたよ。お披露目はまだ先の作品を見ることができるなんて二人とも持ってますね。😆
そんな人達がやるんだからきっと昨年以上に面白いものになることでしょう。楽しみですね。S&Tも今年も全面協力することにしました。🤗
どんなイベントになるのか今からワクワクしています。
山形のアートシーンも少しづつですが着実に盛りあがってきました。なぜか山形県は変な詐欺師まがいが多いのですが、そいつらには負けないぞと密かに思っています。(笑)
というわけで本日の1品です。
もう何も説明など必要がないほど日本でも知られるようになったトーマス・ルフの2022年の比較的新しい作品です。面白いですね。
「カメラの前にある現実は第一段階の現実であり、現実のイメージは第二段階の現実である。
トーマス・ルフは、世界で最も重要な現代アーティストの一人です。彼の作品は、イメージに含まれる情報に関して、写真の手段と可能性を考慮したアプローチによって、現在に至っています。ルフは1979年から、ポートレートから建築写真、報道写真、ヌードまで、さまざまなジャンルの写真を分析し、その視覚的表現力について考察を始めました。自ら撮影したアナログやデジタルの露光写真、コンピューターで生成した写真に加え、科学的アーカイブの写真や、新聞、雑誌、インターネットから抜粋した写真の再編集も使用しています。
彼の作品に対する考えがよくわかるインタビューをご紹介しますね。
『私は、写真が現実を切り取るものだ、という考えは、必ずしも正しくないと思っています。もちろんカメラは現実を記録しますが、それはカメラを構える人間が選択した現実なのです。最も客観的に見える写真でさえ、実は主観的なものなのです。最も客観的な写真とは、天体写真ではないかと考えたのです。なぜなら天体写真の場合、作者としての私は、何も操作できないのです。私はあきらめる他ないのです。自分自身でこのような写真を撮ることはできないのですから。』ートーマス・ルフ
ルフはいまだに進化し続けています。
そんなルフの作品も現在2点ほどS&Tでご覧いただけますよ。
もちろん遠慮なくご連絡くださいね。
それでは皆さん本日も良い1日を。