こんにちは。S&Tの上村です。昨日Facebookのイベントページ立ち上げました。まだの方はご覧下さいね。
さて、昨日alfonatski のあるほさんが作品を持ってきてくれました。何だか最近ものすごく忙しそうにしているのを見ていると頑張っているなぁなんてしみじみと思っちゃいました。今後のことやアートについて喋っていると夢中になりすぎて次の予定に遅刻しそうになっていましたよ。(笑)
先日alfonatskiさんを見たお客さんからこんな質問が。『あるほさんの作品ってどれがオリジナルなんですか?』と。一応、彼らの作品は性質上エディションがあるものがありますが、それは全てオリジナルということになります。
これはあるほさんが写真、なつきさんが絵担当のユニットということからこういう混乱が起こっていたのでした。😅
どういうことかというと、通常写真の作品はエディションを何枚かプリントしてオリジナルとして出します。後は基本的には出さないのですが、オリジナルが複数枚存在することになります。これがコレクターさん達から敬遠される理由の一つになっているわけです。
それに対して、絵画などは明確でオリジナルは1点。その後人気のある作品などがエディションとして出される場合がありますが、あくまでオリジナルとは異なるものです。もちろん版画作家さんの作品などは版画がオリジナルとなるので複数枚あるわけですが、基本的には写真のようにオリジナルが複数枚あるということはありません。明確なんですよね。
私としては作品が良ければそんなことはどうでも良いのですが、やはり世界で1つと言った魅力は特別なものがあるのでしょう。しかし、一方で数億円する写真作品も存在することもお忘れなく。
もちろんalfonatskiさん達もその辺の葛藤や悩みがあったようです。
そして、昨日お話しして、今後リリースされる作品は全て1点だけのオリジナルとしてリリースすることになりました。もちろん人気があったり欲しい人がたくさんいらっしゃればエディション版をリリースする予定ですが、それはあくまでエディション版ということでオリジナルではなくなります。
本人達もどうしたら良いか悩んでいたようなのでスッキリした様子でした。
若い作家ゆえの悩みですが、S&Tではお客さんだけでなく若い作家さん達とこういうことも話し合いながらアートショップ などを開催しています。
ちょっと裏話になりますが、こんなこともあったんだということも覚えておくとまた一味違った作品鑑賞ができるかもしれませんね。
ま、あくまで作品第一ですが。(⌒-⌒; )
誤解のないようにして頂きたいのは、オリジナルにしてもエディション版にしても良いものは良い。そして価値のあるものは価値があるということも覚えておいて下さいね。
まだまだ言い尽くせませんが、そういう話もアートショップ やS&Tでたくさんお話できれば嬉しいです。ご質問ある方は遠慮なく声をかけて下さいね。