こんにちは、S&Tの上村です。昨日は『現存するゴッホ作品のうち3点が偽物だった!』というニュースがありましたね。驚いた方もいるかもしれませんが、やっぱりなという方もいるかもしれませんね。やっぱり巨匠の作品には常についてまわる贋作問題ですからね。
技術の進歩で今後もこういうニュースは時々出てくるでしょうね。残念ながら。😅
せっかくなので3点のうち2点掲載しておきますか。
一つはは2011年にクリスティーズで99万3250ドル(約1億5000万円)で落札された『Head of a Peasant Woman with Dark Cap』だそうですが、ちょっとどの作品なのか画像が見当たりません。😅
こちらはゴッホの死後である1935年に特許が取得されたマンガン・ブルーの合成顔料が使われていることから偽物と判断されました。
最後の1点はこちら。
こちらは油彩の『Wood Gatherers in the Snow』(1884)を水彩で複製した作品だそうですが、贋作の証拠のひとつとしては、オリジナルに描かれていた、農民たちが薪の束を背中に背負う際に使用する長い棒が描かれていないことが挙げられるそうです。
これなんか最近見たな?と思っていたら山形美術館にある吉野石膏コレクションのやつですね。
ま、山形美術館にあるやつは油彩の本物ですが。そんな話題も含めて見に行きたいですね。不謹慎ですが面白い!!!
贋作は巨匠の作品の宿命ですかね。
ま、我々のような一般人にはそれこそ到底買い取れない金額ですので騙されるも何もないので安心ですが。(笑)
いつも言っていますが、これは巨匠の作品に限ったことではないので皆さんもくれぐれもお気をつけ下さいね。それでも一定の評価のある人の作品に限られるとは思いますが。だって、無名の新人の作品の贋作を作るメリットってあんまり考えられないですもんね。😅
こんな話ばかりしているとますます怖くなっちゃう人もいるかもしれませんね。
そんなことがあっても面白くてやめられないのが芸術の世界。
そんな芸術の世界にどっぷりと浸かってみるのも一興ですよ。
いずれにしろ信用第一の世界。皆さんはしっかりと信用できるところを見極めてお付き合い下さいね。
辺藝に参加しているアーティストの作品はそんな偽物とは無縁です。ま、作家が直接参加しているので当たり前なんですが。(笑)
いつの日かこのアーティスト達の作品が偽物か本物かなんて議論される日も夢見て今日も元気に『辺藝』開催中です。そんな話題で盛り上がりましょう😆
それでは皆さん本日も良い1日を。