こんにちは。S&Tの上村です。先週末からまた動きがバタバタしてきていて、作品がこれから続々入荷します。かなり凄いものが入ってきますのでお楽しみに。\(^o^)/

さて、22日ゴッホの初期の2作品がオークションにかけられました。1点は花を描いた水彩画でもう一点は水差しを描いた木炭画でした。前者は22万ユーロ(約2600万円)で後者は14万ユーロ(約1660万円)で落札されました。両方ともだいたい予想落札価格付近でした。

花を描いた水彩画
水差しを描いた木炭画

なんか安いなぁと思って詳細を見てみると、この作品はゴッホが仏パリで象徴派や後期印象派の画家たちの影響を受ける前の1883年ごろの作品で、後のゴッホの作風を思わせるところはほとんどないんだそうです。ゴッホは約2000点の作品を残していて、そのうち900作品が油絵や水彩画。作品のほとんどは美術館に収蔵されており、市場に出回るのはまれです。

代表的なゴッホの作風ではないにしろとってもお手頃(?)な価格だと思います。(笑)

そう言えば、今年4月に書いたゴッホが自殺に使用したとされる拳銃のオークション結果書いていなかったですね。(⌒-⌒; )

https://sandtart.net/news/衝撃のニュース/

「芸術史上最も有名な武器」と呼ばれるこの銃は、今年6月19日にオークションにかけられ予想額の3倍近い16万2500ユーロ(約1980万円)で落札されました。個人のコレクターが電話で落札したそうですよ。凄いですね。

ゴッホやピカソといった名画は他の方にお任せするとして、S&Tではどんどん現代美術の面白いものをご紹介できればと思います。最初に書きましたが本当に面白い作品が続々入荷してきますのでぜひ実際にご自分の目でお確かめになってくださいね。いらっしゃる時はご連絡いただければご用意しておきます。ぜひたくさんの方に見て欲しいと思います。