おはようございます。S&Tの上村です。

昨日コレクターについて少し書きましたが、

本日はコレクションの楽しみにちょっと触れてみたいと思います。

コレクターと一口で言っても千差万別で昨日もお話しした通り、

投機目的のコレクションをしている方や純粋にアートが好きで

コレクションしている方と様々います。

もしかしたら投機目的の方は、自分のコレクションを一切見たことが

ないなんて方も中にはいるかもしれません。(⌒-⌒; )

それでは何のためのアート作品なのかわからないですよね。笑

そんな勿体無いことはできればして欲しくないなと個人的に思います。

もちろん膨大なコレクションをお持ちの方は全てを飾るわけにもいかないでしょう。

だからこそ、アート作品の架け替えをしたりしながら楽しんで欲しいですよね。

架け替えすることはアート作品にとっても良いんですよ。

やはり常に光が当たっているというのは良くないですものね。

コレクターさんの中には、テーマを決めて部屋をいくつも作って

まるで美術館のようにしている方もいます。うらやましい限りです。

そこはそれぞれの資金力に合わせた楽しみ方をして下さいね。笑

私は、コレクターではないのですがたまに自分のお気に入りの作品を

個人的に購入することがあります。そして、それをどう飾ろうかなど

しばしば妄想を膨らませます。

よく考えるのは、ベタですが、マルセル・デュシャンの「階段を降りる裸体」と

ゲルハルト・リヒターの「エマ」を並べて飾って極上のお酒を飲みながら

思う存分じっくりと鑑賞してみたいと妄想しましたね。(^◇^;)

叶わぬ夢ですが。笑

最近はS&Tでおなじみのイドリス・カーン作品とベッヒャー夫妻の作品を並べて

飾ろうかと妄想を膨らませていたところでした。

   
(左 ベッヒャー夫妻の作品 、右 イドリス・カーンによるオマージュ作品)

面白くないですか?

残念ながら(?)イドリス・カーン作品は熱烈なお客様にお譲りしましたので

夢は叶いませんが、代わりにお客様に夢を叶えてもらおうと思います。笑

きっとコレクションが増えるたびに妄想が止まらなくなることでしょう。

今挙げたのはほんの一例ですが、それぞれのコレクションをどう楽しむか

あれこれ考えるのもアートの楽しみの一つですね。

S&Tでは作品のお問い合わせだけでなく、こういうご相談にも乗りますよ。

お気軽にご連絡くださいね。

それでは今日も良い1日を。