おはようございます。S&Tの上村です。

先日酒田の帰り土門拳記念館によって来ましたが、その時にやっていた

第37回土門拳賞受賞作品展
潮田登久子「本の景色 BIBLIOTHECA」があまりにも良くて感動しました。

http://www.domonken-kinenkan.jp/exhibitioin/20181004002.html

山田さんは何を思ったのかミュージアムショップのおばちゃんに『この作品買えるんですか?』

なんて質問していておばちゃんに『?』と変な顔をされていましたよ。笑

とはいえ、私アートディーラーなんです。

私も欲しいなぁと思ったので、すぐに色々調べました。

そして、なんと!

うちでもお取り扱いできることになりました!!!!

パチパチパチパチ👏

この方の作品、本当にいいです。

帰りにカタログを買おうと思いましたが、買いませんでした。

なぜか!

山田さんとも話していたのですが、オリジナルを見た時のワクワク感や感動が

どうしてもカタログからは感じられなかったからです。

特にこの方の作品は実物と画像の差が大きいように思います。

これは何も今回に限ったことではなく、アート全般に言えることです。

以前から言っていますが、アートは実物を見てこその感動があるのです。

画集やネットで画像を見て、さも、わかったかのように言う人もたまに見かけますが、

それは本当はわかっていないのです。

実物を見た時に、その作品の持つエネルギーや魂みたいなものが伝わってくるのです。

私も以前別の作家の作品で同じような経験をしました。

私は当然その方の実物を見たことはありました。

そして、その方の新しいシリーズをカタログで見た時に『ふ〜ん。こんなものか。

これまでのシリーズの方が断然いいなぁ。』とそれほど興味を持ちませんでした。

そして、しばらくしてその新シリーズの実物を見る機会があった時に、私は反省しました。

なぜって、その作品の実物を見た時に私は感動のあまりその作品の前から

離れられなかったのです。

それ以来、私はできる限り実物を見るようにしています。

お客様にも実物を見る機会があれば必ず見るようにオススメしています。

これくらい実物と印刷物の差はあるのです。

ネットが普及して簡単に画像を検索して見られる時代になりましたが、

残念ながら感動はそれでは伝わらないし、また、作品の良さの半分も理解できないのです。

もしそれで満足している方がいたら、騙されたと思って実物を見に足を運んでみてください。

そうするとあなたの世界がきっと変わりますよ。

アートショップは、皆さまにそういう体験を味わって欲しいと思っています。

気軽に足を運んで見てください。

美術館やギャラリーとは違った楽しみ方ができますよ。

しゃねげど。笑

それでは今日も良い一日を。