こんにちは。S&Tの上村です。みなさん、オープンプリントながらサイン入りの写真ですが、先日3枚だけ入れてすぐに完売したプリントがあったのを覚えていますか?前回は私の個人的に好きだったヤン・グロスの作品が予想以上の人気でびっくりしたのも記憶に新しいところです。

前回人気だったヤン・グロスの作品

今回もまたオープンプリントですが3枚だけまもなく入荷します。

今回入荷するのは。クリストファー・アンダーソン、アレック・ソス、スティーブ・マッカリーの3名の写真です。今回もきちんとサインも入っておりますのでお楽しみに。\(^o^)/

本日はその中の一人スティーブ・マッカリーについてご紹介できればと思います。

彼は世界で最も優れた写真家の一人と言われています。『アフガンの少女』といえば見たことがある人も多いのではないでしょうか?

アフガンの少女/スティーブ・マッカリー

ナショナルジオグラフィック誌(1985年6月号)の表紙を飾った写真ですが、100年以上の歴史を誇るナショナルジオグラフィック誌の中で史上もっとも有名な表紙になったと言われています。強烈な印象で一度見たら忘れられないですよね。彼の写真はそんな風に写真自体が語りかけてくるような写真が多いんです。

この写真は知っているという人がいても、実はそのあとのことを知らない方が多いんです。ちょっとその辺もご紹介しますね。

彼自身にとってもこの作品は彼のキャリアの中で代表作という意識があるようで、撮影した17年後にこのアフガニスタンの少女を探し当てて同じ構図で撮影しています。

アフガニスタンの少女、その後

彼は、この作品をきっかけにアフガニスタンを支援するなど活動していますが、2016年にこの写真のモデルであるシャーバート・グーラーさんはパキスタン当局に違法滞在で逮捕されたことがニュースになりました。

彼は「当局によるこの行動には断固として反対する」とインスタグラムに投稿しています。

彼は写真家としてだけでなく人道支援家としても素晴らしい活動をしています。

今回入荷するのはこの作品です。

Woman at Horse Festival, Tagong, Tibet, 1999

彼らしい何かを訴えかけるような作品です。まもなく入荷です。\(^o^)/

この作家にご興味ある方は作家のウェブサイトをご覧ください。

https://www.stevemccurry.com