おはようございます。S&Tの上村です。

今日はYoung-Deok SEO(ソ・ヨンドク)をご紹介したいと思います。

1984年、韓国生まれのこのアーティストですが、

自転車のチェーンや鎖を組み合わせて、金属とは思えない緻密に

作り上げられた彫刻作品を発表し続けています。

彼の作品で何より圧倒されるのがその大きさですが、

大きいもので2~3mはあります。

当然のことですが、大きな作品を一つ完成させるのに、

$40,000くらいかかり、製作期間も約4ヶ月かかるそうです。

工業廃材で作ることによって、消費社会に対する問いかけや

忙しい現代人のライフスタイルを表現しています。

「アジアの美しさが好きだ」という彼は、仏教彫刻、絵画といった芸術作品や、

駅、市場といった混沌とした場所でインスピレーションを得て作品を作るそうです。

自転車のチェーンを使った作品の他に「瞑想」や「苦悶」などの作品がありますが、

彼の作品はどれも凄まじく見るものに訴えかけるものがあります。

顔がないもの、表情がないものなどあるべきものが欠けている作品が

多いですが、いずれも『生きることは何か』を深く考えさせられる作品です。

物静かな佇まいの作品ですが、奥に深い激情が見えてくるそんな魅力的な作品を作る彼は

さしずめ哲学者といったところでしょうか。

この人の作品を初めて見たときはものすごくワクワクしました。\(^o^)/

彼の作品は女性や男性といった人間をモチーフにした作品がほとんどです。

人間が大好きなんですね。

だからこそ、この思慮深く美しい作品が出来上がるのでしょう。

S&Tではこの度彼の作品のお取り扱いができるようになりました。

こんな彫刻がオフィスにあったらなんて素敵なオフィスなんでしょうね。

ご興味ある方はご連絡ください。

それでは皆さま今日も良い1日を。