こんにちは。S&Tの上村です。
2019年1月5日~1月17日の会期でマリタ・リウリアの個展「Golden Age」が青山スパイラルガーデンで開催されます。

https://www.spiral.co.jp/topics/spiral-garden/marita

彼女はフィンランドを代表する現代アート作家で日本では15年ぶりの個展となるそうです。

彼女は美術史上にないものを創造したいという情熱のもと唯一無二の世界観を確立し、フィンランド現代美術を牽引している作家の一人です。
時代に即した表現を試みる彼女の作品は、メディアアート、絵画、写真、インスタレーション、ステージパフォーマンス、ショートフィルム、書籍、ゲームなど多岐にわたる表現方法をとっています。それは彼女の「境界を超えること(Crossing Boundaries)」という思想からきているものだと思われます。

今回の個展は2016年にセルラキウス ミュージアム ゴスタにて開催された大規模個展「Golden Age」をもとに新作絵画と写真作品を加え再構成されたものだそうです。

彼女の近年の作品が一堂に介します。楽しみですね。\(^o^)/

『経済恐慌、自然災害、宗教、そして難民など、世界が抱える問題に対し、アートができることとは何なのか。』をGolden Age:黄金時代をキーワードに彼女なりに再定義した美と神秘性を通じて見てとれる素晴らしい展示となっているようですよ。

Marita Liulia 《Lampedusa》(2015), Serlachius Art Foundation

ご覧頂くとお分かりのように、日本人の心の何処かに流れている色彩感覚を刺激するようなどこか懐かしい、それでいて見たことのない新しい世界観が広がっていますね。日本人にはとても親しみやすい作家と言えるかもしれません。私は個人的に好きな作家です。

奇しくも来年は日本・フィンランド外交関係樹立100周年だそうです。

来年早々、要注目の個展です。