こんにちは。S&Tの上村です。本日は作家のご紹介です。

皆さんはJudith Supine(ジュディス・スパイン)というアーティストはご存知でしょうか?

彼は1978年生まれで、ブルックリン在住のストリートアーティストです。

彼は、17歳の誕生日を迎えて1か月が経つまで話すことができませんでした。言葉をはっきりと発音することができず、ほとんどの場合、絵を描くことで自分の気持ちを伝えていました。

彼にとってのコミュニケーションツールが絵画だったということなんでしょう。

彼の母親が偉大であると言われる由縁のひとつは、彼が描いた絵をすべて保管しておいてくれたことです。 彼の作品の材料は、無料で手に入るもの、あるいは極めて安価なもので、図書館、歯科医院、妹の雑誌コレクションなどから出たごみから調達。エグザクトナイフ、スティックのり、安物の絵の具などを利用し制作しています。

ご覧の通り彼の作品はシュールなモチーフを表しており、多くの場合その歪んだ顔や身体はサイケデリックな色彩で染められています。

2017年には彼の作品はURBAN NATION Museumのオープニングの一部として紹介されています。

今回Art Shop 2月で彼の版画を一枚出品します。エディション20の作品ですが、実は1枚1枚手彩色が加えられているため全て違うんです。だから完全にユニークワークとなっていますよ。\(^o^)/

もちろん早い者勝ちですので、しっかり予習してアートショップ に来てくださいね。お待ちしております。