こんにちは。S&Tの上村です。昨日S&T史上最も長くかかった輸入の作品が日本に到着してホッとしました。

どのくらいかかったかというとその作品の発送後、他の国から輸入した作品は全てすでに届いています。😅

初めての国からの輸入でしたが、発送はそれらの国々よりもいち早く行われ、その後書類の不備ということで迷走していました。先方にどうなっているかせっつくも『今手配したところだ。』と蕎麦屋の出前のような返事ばかりで一向に動きがありませんでした。

おそらく国民性によるものでしょうけど、以前ブログでも書いたインドからの荷物と同じくらいかそれ以上にヤキモキさせられました。💦

ま、とにかく到着してよかったです。これでよく眠れそうです。😌

というわけで、久々にアートの小話でもしますか。

2017年のことですが、ゴッホの絵画にバッタ1匹が塗り込まれているのを発見された話題はご存知でしょうか?

塗り込まれていた作品は1889年に描かれた「オリーブの木々」。

ゴッホは野外での創作を愛したことで知られることからそれほど驚かれていませんでしたが、謎なのはバッタの死骸には腹部と胸部がなく、キャンバス上で動いた形跡もないことから、塗り込まれる前に既に死んでいた可能性があるということ。

ということは、創作中に飛んできて絵に張り付いたというわけではなさそうですよね。そもそもそんなのが飛んできて絵の上で動き回っていたら気がつきそうなもんですよね。(笑)

この謎を解くのにヒントになりそうなゴッホの手紙があります。1885年に書かれた手紙にはこう書かれています。

「あなたに届く4つのキャンバスには100匹を超えるハエがいるはずだ。ほこりや砂も」

やはりわざとか?

ん〜!ミステリーですね。ワクワクしますね。

結局、現在も謎は解かれていません。皆さんはどう推理しますか?

暑くて眠れない夜にこんなミステリーに想いを馳せるのも一興ですね。これもアートの面白さの一つです。

ぜひ見てみたいという方もいるかもしれませんが、残念ながら普通の観察方法では気付かない状態にあるんだそうです。😓

お盆ですが、コロナでやることがなくて暇だなんて方はそんな話もしにS&Tへいらっしゃって下さい。私のスケジュールの許す限りお相手しますね。(笑)