こんにちは。S&Tの上村です。今朝は寒い!🥶私の地域は雪景色に逆戻り。皆さんの地域はいかがですか?

そう言えば先月こんなニュースがあったのを皆さん覚えていますか?

エドバルト・ムンク(1863~1944年)が代表作「叫び」の作品上に自らが落書きをしていたとの分析結果がノルウェーの国立美術館によって公表されました。

既に見つかっていた落書きの主や動機は謎で長年論争になっていました。しかし、赤外線を駆使した解析により本人の筆跡と一致したと判断したんだそうです。

ムンクは「叫び」を4点描いていますが、1893年の作品の左上には『狂った人間にしか描けなかった』という言葉が鉛筆書きで記されています。作品を見て憤慨した人の行為との説もありますが、美術館はムンクの書簡の文字と筆跡を比べるなどして「間違いなく本人のもの」と結論づけました。

なんとも粋じゃないですか。非常に面白いですよね。

こういうミステリーを想像しながら見るのも古い作品を見る時は楽しみの一つですね。

というわけで本日の1品です。

JACQUELINE DE JONG
S’envoler en première quand même attiré en sousol, 1967
pencil and acrylic on paper, framed
50 x 70 cm

JACQUELINE DE JONG(ジャクリーン・デ・ジョン)は1939年生まれの作家です。オランダのアムステルダムに住み活動しています。ご覧頂いてもわかるように彼女の作品はとても古さを感じさせません。彼女はハンス・ハーケなどの芸術家と一緒にスタンリー・ヘイターの版画スタジオ、アトリエ17に加わりました。「ハプニング」などにも積極的に参加し、1968年の抗議活動では学生と労働者を支援するポスターを制作しました。

彼女の作品はパリのポンピドゥーセンターをはじめとして数々の主要な美術館にコレクションされています。

非常に重要な作家であり興味深い作家の一人ですね。