こんにちは。S&Tの上村です。昨日片付けをしていたら、20年前2002年のサザビーズからのお手紙が出てきました。😲

どんな内容だったんだろうと興味津々に見ていると当時の三大オークション会社の落札価格の合計の比較や現代美術のオークションのハイライトなどが書いてありました。

思わず片付けを忘れ、もう一度じっくりと見てしまいました。(笑)

当時の春季の結果でしたがものすごい金額!!!!!

昔も今もアート界は不況知らずなんですね。😅

その時のトップロットが現在日本でも大規模な個展が開催されているゲルハルト・リヒターでした。

それがこちら。

180 Farben (180 Colors) / Gerhard Richter
1971年

当時の予想落札価格200万ドル〜300万ドルに対して360万ドルで落札されたようです。およそ5億円!!!!!

そしてこちらも同じ価格で落札されていました。

Kerze / Gerhard Richter
1982年

知ってはいますが、改めてこういう資料を見ると昔も今もアート界のスーパースターだなと思います。

そして、最近日本でくだらない話題が繰り返されているアンディー・ウォーホルも載っていました。

Self-Portrait / Andy Warhol
1986年

こちらも予想落札価格を大幅に上回る280万ドルで落札されていました。およそ4億円ちょい!!!!

すごい価格ですが安い?どれも今ではそんな価格ではとても買えないので。^^;

もう何だか訳がわかりません。(笑)

だから例のくだらない話題のブリロの箱は安いんです!!!!!

価格ではないところを議論した方がいいのに。

ついでに2002年の日本の経済状況を見ていたら現在の状況と非常に類似しているようでした。偶然ですが。それでも好調だったアート界。当時のオークションのあたりから若いコレクターの存在が目立ち始めていたようです。

コロナだ円安だと悲観せずに若い人はいつの時代も前を向いて進んでいるからなんでしょうね。そういう人が時代を作り世界を作っていくんですよね。

アートで垣間見る世界の経済でした。

たまにはこんな話題も面白いでしょう。アートは知れば知るほど面白い。

そんな話もしにS&Tへぜひ。

興味を持った方は遠慮なくご連絡下さいね。極上のアート作品を見ながら色々な話ができるのを楽しみにしています。

それでは皆さん本日も良い1日を。