こんにちは。S&Tの上村です。コロナ禍でどこにも行っていないせいなのか、最近あちこちに出かけたいという欲求が強くなっているように感じます。これは自分でも意外でした。(笑)

先日も食事しながら『コロナ落ち着いたらスイスに行きたいね。』なんて話で盛り上がりました。

そんな状態ですから当然目につくのは色々なホテルの話題や旅の情報です。

国内でも色々ホテルなんかもオープンしています。その中でも本当はすぐにでも行ってみたいのが白井屋ホテル。

白井屋ホテル / SHIROIYA HOTEL 外観

ご存知の方も多いと思いますが、昨年12月にオープンしたこのホテルは群馬県前橋市にあります。江戸時代に創業し、約300年の歴史を持ちながらも2008年に廃業した白井屋旅館の跡地に新たにアートホテルとして開業されました。

いろんな雑誌や記事で紹介されているので今更詳しくは書きませんが、とにかくすごいですね。外観の作品はローレンス・ウィナーの作品ですが、前橋の歴史などを理解したうえで新たに制作されたんだそうですよ。

中にもあちこちにレアンドロ・エルリッヒのインスタレーションから杉本博司の作品といったアート作品がずらりと。いや〜夢のような空間ですね。

公式HPも非常に面白かったです。見ていない方いたらぜひ覗いてみて下さい。

https://www.shiroiya.com

夢のようなホテルがまた一つ誕生して嬉しい限りです。群馬県なら行けそうなのでもう少し落ち着いたら行ってみようと思います。皆さんもいかがですか?

そんなにアクティブではない私があちこち行きたいなんて思うなんて、自分でも気が付きませんでした。(笑)

というわけで本日の1品です。

Alexandra Dreaming , 2012/ Kon Trubkovich

【Kon Trubkovich】1979年モスクワ生まれ。
現在はニューヨークのブルックリン在住で活動しています。

彼の作品はVHSビデオテープを主要な資料として使用し個人的および共有された記憶を探求しています。潜在意識、劣化した家の映像、記録された歴史から引き出された彼の作品は、時間と時代遅れのテクノロジーの両方によって歪められた瞬間を表しています。

彼の作品は非常に不明瞭で混乱しています。彼は自身の作品で記憶の正確さと経験を保存することの難しさを私たちに問いかけています。

彼の作品はホイットニー美術館の常設コレクションなど数多くのコレクションになっています。また、スイスのベルン美術館でも国際的に展示されています。

先日まで彼のオリジナル作品があったのですが、やはりすぐに売れてしまいました。😅

それまでご覧になった方はラッキーでしたね。中々入手の難しい作家ですので見つけたら1点は持っておきたいですよね。本日ご紹介したものはオリジナルはグラファイトで描かれています。こちらはエディションも制作されていますよ。