こんにちは。S&Tの上村です。コロナ自粛の中、にわかにアートに興味を持つ人も増えている中、そんなにわかアートファンを手玉にとるようなサイトも増えてきていて困っています。サイトを見てみると、『えっ!これがアート?』と首を傾げてしまうような無惨な作品がたくさん。なんでもかんでもアートと言えばいいんじゃないんだけど。😓

ま、ちょっと考えれば騙されることもないんですが。

とはいえ、アートファンが増えるのはとても喜ばしい事です。だから、もしこの状況でアートに興味を持ち始めたばかりの方は遠慮せずにS&Tまでご連絡下さい。たくさんアートの話をしましょう。そして、そんな変なサイトなんかに騙されないようにしましょう。そんな私が一番胡散臭いかもしれませんが。(笑)

それでは本日の1枚です。お問い合わせはS&Tまで。

Florian Süssmayr
Schillerstrasse, 2017
118 x 103 cm
oil on canvas

【Florian Süssmayr(フローリアン・ズースマイヤー)】

1963年 ドイツ、ミュンヘン生まれ。
現在、ミュンヘンにて活動中
1984年までパンクバンド Lorenza Lorenz’ の一員として活動。
1990年から2000年はカメラマン兼照明として働く。
1997年から油彩画家として活動開始する。
1999年に初の個展を開催し、現在まで多数の個展、グループ展に参加する。

彼の絵画は主に茶色、灰色、黒色の色調で構成されていて、パンクやロックミュージックのシーン、バイエルンのバー、あるいは日常的な風景のスナップショットのような被写体が描かれています。セピア色の色調を一貫して使用することによって、見るものはより一層過去から現在に至るように感じます。

もう一つの特徴は文字の使用です。それは作品中にロゴ、落書き、アルバムカバーのタイトル、そしてマニフェストなどの形でしばしば現れます。有名な場所やモチーフ、人々への言及が彼の作品の至る所に見られます。

彼の作品は、熱狂や不安、儚さ、堅実さなど、様々な感情を同時に私たちに思い起こさせます。