こんにちは。S&Tの上村です。ようやくお天気も良くなってきて嬉しい限りです。海外の荷物が遅れている原因はなんと寒気のせいらしいです。😅

現在は動き出したようですが、かなり長期間止まっていたので正常に戻るまでは結構かかるらしいと輸送業者さんのお話でした。早く届かないかと首を長くして待っているのですが、こればかりはどうしようもないですね。じっと待つのみです。皆さんにお披露目できるのはもうしばらく先の話になりそうです。

さて、3月1日から横浜美術館が休館となっています。今回の改修のポイントは、貴重な文化財である作品を保管し、次世代に引き継ぐための空調設備と、「街との関係をより開かれたものとすること」の2点だそうです。

館長のご挨拶がYouTubeで見られるので興味ある方はご覧下さい。

休館にあたってのごあいさつ ー 横浜美術館 館長 蔵屋美香さん

この空調設備というのは美術品にとっては大切なものです。コレクターの方は苦労されている方も多いのではないでしょうか?

コレクションが増えてきたらこちらの方にもお金をかけていきたいものですよね。ご自宅にものすごい設備を整えている方もいらっしゃいますが、最近はアート倉庫など設備が整っている場所に保管される方も多いですね。

いずれにしろ美術館には非常に大切な設備となります。新しい横浜美術館のオープンが待ち遠しいですね。2023年リニューアルオープン予定だそうです。

この横浜美術館は本当に素晴らしい美術館だと私は思っています。割と好きな美術館の一つです。行った事ない方はリニューアル後に行ってみて下さいね。

空調設備なんてとてもお金かけられないという方のためにちょっとだけご自宅に保管するときに注意することをお話ししておきますね。当たり前のことなのですが、保管場所はできる限り温度変化の少ないところを選んで下さい。できれば1年を通して一定であることが望ましいです。またカビなど生えないように注意することも必要ですね。あとは、ご自宅に置く場合は額装する事をお奨めします。箱にしまいっぱなしではなくて定期的に出してあげることも必要ですね。

めんどくさそうですがこのくらいのことはしておきたいものですね。じゃないと大切な作品が傷んでしまっては元も子もないですからね。😅

その辺も気を遣いながらアート作品を楽しんで下さいね。

というわけで本日の1品です。

Untitled, 2020 / Lisa Brice
Gouache and synthetic tempera on canvas mounted onto wooden panel
Framed: 202 x 97cm

Lisa Brice(リサ・ブライス)は1968年南アフリカのケープタウンで生まれました。現在ロンドン在住で活動しています。彼女は様々な媒体で制作をしたのちに絵画に集中するようになります。絵画の不確実性こそが彼女が求めていた媒体だと彼女は言います。彼女は女性アーティストの視点から見た女性ヌードの伝統的な描写に挑戦し、再解釈することで男性の視点から見た女性ヌードに異議を投げかけています。決して明るいとは言えない彼女の作品は常に暗く表現力豊かな雰囲気を漂わせています。とても雰囲気のある絵です。なぜか彼女の作品の中の女性はタバコを咥えてくゆらせていることが多いです。是非他の作品も見てみて下さい。ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。