おはようございます。S&Tの上村です。

皆様もご存知かと思いますが、昨日ブラジルの国立博物館で火災があり、

ほぼ全焼で2000万点の収蔵品の多くが失われてしまったそうです。

この博物館は今年で開館200年でブラジルで最も古い博物館の一つだそうです。

貴重な資料がほぼ失われたのを受けて、ブラジルのテメル大統領が

「ブラジルにとって悲劇的な日だ。200年にわたる作品や研究、知識が失われた」

とすぐに声明を出しました。

本当に残念なことです。😖

このニュースを聞いてちょっと思い出したことがあります。

その昔、とある日本の大企業(名前を出したいけど出せない(^^;;)が

とある名画(これも想像してください。)を購入したときのことです。

購入後、当時の会長が遺言書に「自分の死後、これを一緒に埋葬して燃やしてほしい。」

と付け加えたそうです。

このニュースはすぐさま世界中に知れ渡りました。そして、世界中からバッシングを

浴びることになります。毎日のように抗議の電話やFAXが世界中から送られてきて、

抗議の内容は全部同じような内容で「世界の文化遺産を燃やすなんてとんでもないことだ。

お前はお金を払って一時的に所有しているに過ぎないだけなんだ。こともあろうに日本の

大企業の会長がそういうこともわからないのでは、やはり日本人はイエローモンキーと

言わざるをえない💢」とこんな感じだったそうです。

結局この会長は遺言を取り消しました。

この会長の言動が日本人の文化遺産に対しての考えを世界中にさらけ出しました。

連日連夜、世界中を賑わしたこのニュースは驚いたことに日本ではほぼ話題に上りません

でした。それどころか、購入したことも新聞の隅っこにチョット載っただけでした。

この事が日本人のアートや文化遺産に対する考え方を表しているように思います。

日本は浮世絵など世界に発信できる素晴らしいものを生み出す力があります。

それだけに残念に思います。

この事件は20ん年前の出来事ですが、そこから日本人の感覚はそれほど変わったようには

思えません。救いがあるとすると、そういう事に気がついた人達が少しづつ声をあげて

いるという事でしょうか。

S&Tも日夜そういう日本人の感覚を変えていこうと努力しています。

少しづつ周りの考えが変わってくるのをみると嬉しくなります。

しかし、まだまだだなと感じることも多々あります。

これからも少しでも様々な問題提起をしていければと思います。

しゃねげど。笑

それでは今日も良い1日を。