こんにちは。S&Tの上村です。昨日は復活初日でしたが、やはりお天気の悪さと平日ということもありお客様はあまりいらっしゃいませんでした。病み上がりなのでちょうど良かったです。😅

しかし、いらっしゃったお客様にはその分じっくりとご覧いただくことができました。中にはこんな方も。

コロナ前はよくあちこちに出張行っていたというお客様でしたが、その時は必ず美術館を回っていたそうです。しかし、コロナになってそれもできなくなりアートを見たくてストレスが溜まっていたということでした。『今日は本当に楽しかった。』と言っていただき嬉しかったです。あまりに楽しそうだったので私の説明もついつい長くなってしまい他も回らなければならないのにかなりお時間とってしまいました。😅

その後、慌てて自転車に乗って帰られました。(笑)

自転車は貸し出しているようなので、一日かけて自転車で会場を回られるのも楽しいですよ。会場によっては駐車場が狭かったりなかったりするところもあるようなので。S&Tの会場は駐車場たっぷりありますのでお車でも大丈夫ですが。

皆さんのご都合もあると思いますが、ぜひ足を運んでみて下さいね。😀

https://www.facebook.com/ミナミハラアートウォーク-107054801626634

というわけで本日も展示作品の紹介です。

Shining, 2021 / Pascale Ettlin
oil on canvas
100 × 120cm

もうS&Tでもお馴染みのパスカルの作品です。もちろん日本ではここでしかご覧になれません。今回の展示ではバックに南原の大自然を窓越しに見ながらその美しい自然とのコラボレーションがたまりませんよ。この作品ご来場になった方達からは大変好評いただいております。こちらもやはり実物を見ないと中々面白さが伝わらないですね。今回のこの作品は特別に裏にご本人による説明が書かれているんですよ。美術館ではあまり見ることのできないキャンバスの裏までご覧いただけます。ぜひ足をお運び下さい。

【作品説明】

<原文>『Shining』

D’ombres et de lumière, ton chatoiement m’attire irrésistiblement. L’or coule dans tes veines qui relient la terre et le ciel. 
Ton rougeoiement joue sur les paradoxes. 
« Sois ce que tu voudras, nuit noire, rouge aurore » disait Baudelaire. 
Et dans mon corps tremblant tu vibres en moi irrévocablement. 
Shining. 

<日本語訳>『輝き』

光と影、あなたのきらめきはたまらなく私を魅了します。 金は地球と空をつなぐ静脈を流れます。あなたの輝きは逆説的に再生されます。
「暗い夜、赤い夜明け、あなたが望むものになりなさい。」とボードレールは言った。 そして、私の震える体の中で、あなたは私の中でどうしようもないほど振動します。 シャイニング。

【Pascale Ettlin】スイス生まれ。
彼女の作品は映画や自然からインスピレーションを得ています。彼女の作品の中の自然はカラフルでリアルであると同時に、夢のように想像力を掻き立てられます。それは私たちの夢や考え、恐れを映し出しているかのようです。

彼女の作品を見るとき、私たちは必然的に自分自身に問いかけます。だから必然的にそこには複数の物語や解釈が存在します。