こんにちは。S&Tの上村です。昨日文春オンラインの記事を見ていて私が新入社員の頃の研修を思い出しました。

https://bunshun.jp/articles/-/44463

ちょうどリクルート事件があったあたりの出来事だったと思います。研修は東北地方の某所で行われましたが、社長と温泉に入っている時に(なんだかバブリーですね。笑)『江副さんがマスコミから逃げている時にこの温泉に入ってたんだよ。』なんて話をしていました。当時入社した私の会社の社長が江副さんとお知り合いでした。当時、江副さんと言えば時の人。新入社員の私はなんの脈絡もなく『社長すげ〜な。』と思ったのを思い出しました。

アホですね。(笑)

さて、昔話はこのくらいにして昨日は丸1日新しいギャラリーのオープンに向けての作業。ご案内の撮影まで何とか終了しました。私は大したことはしていませんが。😅

作品を飾ってみると見慣れているはずの作品もいつもより1.5倍増しくらいによく見えます。これはやはりライティングと場所の雰囲気の効果もありますよね。

このライティングですが、現在はお家でも簡単にそして安価につけることができるようになりました。皆さんも作品をワンランクよく見せたい場合はライティングも検討してみると良いかもしれません。

ただし、ちょっとだけ気をつけて下さいね。それは、常につけっぱなしだと作品が痛む可能性があるということ。現在はLEDのスポットライトが主流なので昔に比べてだいぶよくはなっているのですが、常に光に当てるということはそれだけ作品に負担がかかっているということです。もちろん直射日光は言語道断ですが。😓

だから大切なお客様に作品を見せる時とかここぞという時にライティングをつけて作品を鑑賞すると良いと思います。効果は絶大ですよ。

大切なコレクションを良い状態で保存するためにも、その辺も少し覚えておくと良いかもしれませんね。

ま、あまり神経質になっても本末転倒になってしまうのでほどほどで良いのですが。(笑)

というわけで本日の1品です。

Circa 2011, 2016 /Mary Kelly
compressed lint and projected light noise
205.1cm × 321.9 × 3.8cm

Mary Kellyは1941年生まれのアーティストです。現在はロサンゼルスに在住で活動しています。フェミニストアートの傑出した人物の一人と見なされており、ポストモダニズムや文化政治、そしてコンセプチュアルアートの発展と批評に多大な影響を与えてきました。言語が社会と精神の間を仲介する方法に主に興味を持っているケリーの作業プロセスは、個人と政治の間の境界を曖昧にします。

あなたにはどう見えますか?

今週末で吉田スクールが終わります。まだご覧になっていない方はこの週末じっくり楽しんで下さいね。そして、来週はアートショップですのでお忘れなく。😀