こんにちは。S&Tの上村です。昨日も湯浅克俊展はたくさんのお客様で賑わいました。昨日多かったのは恐る恐るギャラリーに足を踏み入れる方。中には私を睨みつけながら入ってくる方も。私何もしてませんよ。(笑)

最初は皆さん怖がっての防衛反応なんでしょうけれど、何も睨まなくてもと思いながらお話しさせて頂きました。😅

帰る頃には皆さん笑顔で『いや〜面白かった。話を聞きながら見て良かった。話を聞かなかったらわからなかった。ありがとうございました。』と嬉しそうにお帰りになっていました。私としてもその言葉は非常に嬉しかったです。そして、自分で言うのもなんですが私の話面白いんですよ。(笑)

誰でも一度嫌な思いをすると2度とそんな思いはしたくないものです。皆さんにはもっと気軽にアートを楽しんで欲しい、そして、敷居なんてなく自由に楽しんでいいんだと言うことを感じて欲しいなと私はいつも思いながら皆さんと接しています。買う、買わないなんて2の次です。

欲しかったら素直に私に言えばいいし、そうじゃなかったら楽しめばいいんです。全身でアートを楽しんで下さいね。

本日は午前中は私いませんが、午後からは常駐しておりますので本当かどうか確かめにいらっしゃるなら午後からいらっしゃって下さいね。😆

そして今朝は朝早くから大失敗。これからリリースされる某アーティストの作品が初めにオファーがきていた価格からさらに値上がりし、そして、残り後わずかというお知らせが…。

ちょっと円安と価格の交渉の件で1週間ほど保留していたんですよね。約20万円ほど値上がりしちゃってました。😢

きっと皆さんに笑われちゃいますね。💦

皆さんにはいつも言っているくせになぁと思いながら気持ちを切り替えているところです。

プロの私でさえ失敗するんだからお客さんも失敗して当たり前だよなと思いながらも、もっともっと信頼してもらえるような仕事をしてお客さんには失敗しないようにアドバイスできるようにしないとなと気持ちを引き締めたところです。

がんばります。💪

作品とはご縁だとはいえ、ちょっとお疲れ気味の私には何だか切ない出来事でした。

皆さんは私と同じような失敗しないようにビビッときたらすぐに手に入れて下さいね。後悔しないように。

と言うわけで本日の1品です。

Ecole de Grosse Hamburgerstrasse (Les enfants cachés) , 2007 / Christian Boltanski
oil on black and white silver print
126 x 162 cm

クリスチャン・ボルタンスキーは1944年フランス生まれのアーティストです。1968年に短編映画を発表し、1972年にはドイツのカッセルで開かれた国際現代美術展のドクメンタに参加して以降、集団や個人の記憶、存在と不在を作品の主なテーマとして世界各地で作品を発表ました。80年代には、光を用いたインスタレーションで宗教的なテーマに取り組み、国際的な評価を獲得。その後も歴史や記憶、人間の存在の痕跡をテーマに据え、世界各地で作品を発表しました。残念ながら2021年の7月に亡くなっちゃいましたね。

日本でも2019年に回顧展が開催されましたが、見たかたも多いんじゃないでしょうか?

主な作品収蔵先に、ニューヨーク近代美術館、テートギャラリー、ポンピドゥー・センターなどがあります。

ボルタンスキーの作品は中々入手困難ですが、もしかしたら何点かゲットできるかもしれません。ご興味ある方は遠慮なくお問い合わせ下さいね。

もちろんお問い合わせはS&Tまで。

それでは皆さん本日も良い1日を。