こんにちは。S&Tの上村です。昨日、お客様とリヒター展のお話をしていたところ展示されてあったオイル・オン・フォトグラフ(写真に油彩)の作品の話題に。

実は私30年くらい前にこの作品取り扱っていたのですが、当時誰も購入せず苦戦していたことを思い出しました。😅

当時で100万円くらいだったので、ちょっと高いかなという方多かったのですが、その時買っておけばね。後の祭りですが。💦

その時は大量にあって選び放題でしたよ。今では中々入手すら難しいですが。

そういう経験を経てコレクターさんも成長していくのでしょうけれど、意外と同じ失敗を何度も繰り返す方もチラホラ見かけます。(笑)

S&Tでは将来そうなるだろうと思われる作家さんを一生懸命吟味しているのですが、それでもちょっと早すぎるのか(?)初めてご紹介する作家に対しては今も昔も皆さんの反応はあまり変わらないですね。😅

意外と冷たい(笑)

ただし、その時買わずに失敗された方はかなりの数いらっしゃいます。10年後くらいにお問合せがきますが、後の祭りです。買えません。そして買えたとしても価格が…。

それでも無理強いするわけにもいかないのであとは皆さんの目利きによるところが大きいんです。後から『なんでもっと強く勧めてくれなかったんだ!』と叱られることもありますが、そればかりはね。できるだけ強くは勧めているんですけどね。💦

S&Tでは当然私が選んでいるので自信を持っておすすめしていますので、あとは皆さんのご判断です。当たるも八卦当たらぬも八卦。

11月にお披露目予定のMarcel Van EEDENもそんな作家の一人です。

かなり小さめの作品ではありますが、かなりお買い得!!!

ただし一つ心配なのが、大きさで判断されて『これでこの値段?』と訝しがる方結構いるんですよね。日本人に多いんですが…。

そういう方はまた同じ過ちを繰り返しちゃいますよね。(笑)

現在6点ほど入荷予定ですが入荷時期が未定なので入荷し次第プチMarcel Van EEDEN展を開催しますね。お楽しみに。

こちらはもちろんオリジナルなので1点ものとなります。だから早い者勝ちです。

というわけで本日の1品はMarcel Van EEDENの作品から。

Untitled, 2022 / Marcel van Eeden
charcoal on canvas

こちらは現在ゴッホ美術館で開催されている企画展に出品されている作品です。

https://www.vangoghmuseum.nl/en/visit/whats-on/exhibitions/the-gasworks-van-eeden-and-van-gogh

Marcel van Eedenは1965年生まれの作家です。彼は、現在活動している最も重要なオランダの芸術家の1人と見なされています。 90年代初頭以来、彼は絵を描くという行為に執着してきました。彼は、25年間、ほぼ毎日絵を描き続けています。彼は彼の全体的なプロジェクトを「私の死の百科事典」と呼んでいて、彼の誕生前の時間は彼の死後の時間と同じくらい重要であると考えており、それぞれの人間の存在は世界のより広い歴史の中でほんのわずかな時間のほんの一部を構成しているという事実を示しています。彼の作品はポンピドゥーセンター(パリ)やMoMA(ニューヨーク)などたくさんの主要な美術館に収蔵されています。

今回入荷する作品ももちろん「私の死の百科事典」とされている毎日描いている作品の中からです。かなり吟味して良いもの選んでいますのでお楽しみに。

今なら結構作品は選ぶことができますが、将来は入手困難になることでしょう。同じ失敗は繰り返さないで下さいね。(笑)

もちろんお問い合わせは大歓迎です。お気軽にS&Tまでお問い合わせ下さいね。🤗

それでは本日も良い1日を。