こんにちは。S&Tの上村です。昨日は20代のお客様がお二人、初めてS&Tを訪れていただきました。仙台でフェルメール展を見てからアートに興味が湧いて、近くで作品を見ることができるところを探していたらS&Tのブログに辿り着いたということでした。

ま、かなりマニアックなところに辿り着いたようですが。(笑)

中々山形で現代アートを楽しめる場所がなくて困っていたようです。この年代でアートに興味を持って今後コレクションされていくという事は私にとってもアート界にとっても非常に嬉しい事です。こういう若い世代がもっともっと関心を持ってアート界を盛り上げていって欲しいですよね。初めは緊張していましたがだんだん打ち解けてきてたっぷり2時間極上のアート作品を堪能して頂きました。

情報量がいっぱいで頭がパンパンになった事でしょう。

これでまたアートジャンキーの誕生です。🤗

見ていて微笑ましい初々しいカップルでしたがこれからたくさんのアートを見て(もちろん本物の)立派なコレクターになっていって欲しいなと思います。その手助けが少しでもできれば嬉しいなと思います。責任重大です。🫡

やさぐれたおじさんには眩しいくらいのお二人でした。(笑)

S&Tには意外とたくさんのお客様がやってきます。下は15歳から上は80歳くらいまで実に幅広い年齢層ですが、まだまだ若い方は少ないように感じます。若い世代には変なものに触れる前にもっと本物のアートに触れて欲しいなと思います。😅

もちろんS&Tではお子様連れも大歓迎ですよ。遠慮なく本物のアートに触れて下さいね。

ちなみに昨日のお二人が興味を持っていたのはMarcel van Eedenの作品。やはり良い作品は人を魅了します。というわけで本日の1品はMarcel van Eedenの作品からに決定です。(笑)

Untitled, 1995  / Marcel van Eeden
Mixed media on paper
unique
19 x 14 cm

もうだいぶご存知の方も増えましたよね。この作品は先日もブログで書いた『肉』の作品。最初見たときになんで『肉』?とびっくりする方多いですが、この肉のモチーフはモネやゴーギャンといった誰もが知っている巨匠も描いている古くからよくあるモチーフです。意外と知らない方多いですが。😅

見れば見るほど味のある作品です。肉だけに。(笑)

Marcel van Eedenは1965年生まれの作家です。彼は、現在活動している最も重要なオランダの芸術家の1人と見なされています。 90年代初頭以来、彼は絵を描くという行為に執着してきました。彼は、25年間、ほぼ毎日絵を描き続けています。彼は彼の全体的なプロジェクトを「私の死の百科事典」と呼んでいて、彼の誕生前の時間は彼の死後の時間と同じくらい重要であると考えており、それぞれの人間の存在は世界のより広い歴史の中でほんのわずかな時間のほんの一部を構成しているという事実を示しています。彼の作品はポンピドゥーセンター(パリ)やMoMA(ニューヨーク)などたくさんの主要な美術館に収蔵されています。

また、来年はハンス・トーマ賞の受賞も決定しており今後の活躍からも目が離せないアーティストの一人です。

S&Tでもおすすめのアーティストの一人です。

もちろん実物をご覧いただけますよ。🤗

お問い合わせはS&Tまで。

それでは皆さん本日も良い1日を。