こんにちは。S&Tの上村です。いやー雪大変でした。雪かきに追われ体がガタガタです。>_<

雪で思い出しましたが、我が家にはシンボルツリー的になっているハイビスカスがあります。3mくらいに伸びきっています。(笑)

よくカメムシが多い年は大雪だとか本当か嘘かわからない都市伝説的な話がありますよね。そんな感じで、我が家のハイビスカスはなぜか雪の多い年に咲き乱れます。(笑)

だから去年は全く咲きませんでした。そして、先日見てみるとたくさんの花の芽が出ていました。我が家に来て一気に花の芽をつけたのは過去最高の数でした。『だからか。』と妙に納得してしまいましたよ。😅

我が家の都市伝説ですが、これが意外に当たっています。皆さんも自分なりのそういうのありませんか?

さて、先日ご紹介したフランチェスカ・ウッドマンのお問い合わせが多く非常に嬉しく思っております。私は以前から写真作品の良さをお伝えしているのですが一方で未だペインティングの方が人気があったりします。本当は写真だとかペインティングだとか何だとかに拘らず作品をフラットな目で見ていただければ良いと思うのですが意外と技法を見てしまうということが往々にしてあります。

私は写真は単なる表現のツールの一つであり、油絵とか水彩画だとかそんなカテゴリーの一つと思っていただけるといいのだと思います。まだ写真作品を買ったことがないという方はぜひ1枚コレクションされることをお薦めします。食わず嫌いは勿体無いですよ。そういえばアートコレクターズという雑誌にも『多様化する「写真時代」と特集されていましたよ。

もちろん何でもいいというわけではないのでその辺は慎重に選んで下さいね。某画家の作品みたいに買っちゃいけないものもありますよ。(笑)

S&Tでも色々写真を使った作品ご紹介してきました。イドリス・カーンやトーマス・ルフなども写真ですね。こういう素晴らしい作品をぜひコレクションしてほしいと思います。

『ちょっと興味を持ったけどどうしたらいい?』なんてご相談あればS&Tにご連絡ください。色々お話しさせて頂きますよ。

とうわけで本日はフランチェスカ・ウッドマンの写真です。

Untitled, New York, 1979-1980 / Francesca Woodman
Gelatin silver estate print
20.3 x 25.4 cm
Edition of 40

フランチェスカ・シュテルン・ウッドマンは1958年生まれのアメリカの写真家です。彼女の作品は女性モデルや自分自身をモデルにしたモノクローム写真がほとんどです。彼女の写真の多くは、周囲の背景と境界性があいまいで融合したような状態で、顔は全体または一部が隠れた状態になっています

彼女は、象徴主義、シュルレアリスム、バロック、ファッション写真の影響を受けており、モノクロームと撮影地の無機質さもあいまって、どこか時代や時間を超越したものとなっています。

彼女の作品の多くは8✕10インチ(20✕25cm)のかなり小さいサイズになりますが、これは「鑑賞者と写真の間に親密な経験を生成するため」のサイズだといいます。

彼女は13歳のときから写真を撮り始め、早いうちから注目を集めていましたが、1981年、わずか22歳で投身自殺をし生涯の幕を下ろします。

まだまだお買い得の彼女の作品は写真作品のコレクションの一歩としてはなかなか良いのではないでしょうか?お薦めです。

もちろんS&Tでもお取り扱い可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さいね。