こんにちは。S&Tの上村です。ここ数日、事務処理におわれもう嫌になってきてとある日本のオークションの結果をネットにて見ていたところ、まぁ面白くなかったです。笑

何で面白くないんだろうと考えながら見ていると、やはりサザビーズやクリスティーズのオークションのようなワクワクする出品があまりない。そして、現代美術のオークションではあるのですが、グッズやポスターの出品が多いことなのかなと個人的に思います。ま、それだけ作品が集まらないということもあるのでしょうが、それにしても人気があれば何でも出してしまうというのはやはりオークションとしての格に関わってくるんじゃないのかなぁと漠然と思っていました。また、落札される価格も日本らしいというか何というか。ある作家に偏っていて特定の作家の作品だけがとても高い!そして、これいいじゃんと思うようなものは不落札だったりしていました。逆にいいものを安く買えるかも!と変なことを考えていました。(⌒-⌒; )

オークション開催者の方も色々ご苦労はあると思います。しかし、儲かれば何でもいいという感じのオークションではやはり日本のアートの未来は暗いかなぁと思っちゃいます。なんか30年くらい前のバブル時のアートの盛り上がりを思わせるオークションでした。どうせやるならサザビーズ、クリスティーズがなぜずっと継続しているかをもう少し勉強して欲しいなぁと思います。

近年は日本の作家もたくさん良い作家が出てきています。日本の市場に目を向けるのではなくて、世界の市場に目を向けてその作家さん達がもっともっと世界に知ってもらえるようなオークションにしていけばいいのになぁと思います。どこかのオークションのモノマネではなくてもっともっと日本ならではのオークションにしていくと面白いと思いました。多分その方が結果的にオークション会社も利益が出ると思います。

私にオークション開催の財力があるわけもないのでそんなことを言える義理ではないのですが。(^◇^;)

ま、あくまで私見ですのでご勘弁ください。笑