こんにちは。S&Tの上村です。今朝ちょっと海外とやりとりしないといけなかったのでただでさえ早いのですが、それよりちょっと早く起きてメールチェックをしていました。すると30年ぶりの方からのメールが。思わず気になって先に読んでしまい、内容に号泣して仕事ができなくなってしまいました。💦

しかし、人間ってすごいですね。一瞬で30年前に戻れるんですね。昔のことが良いことも悪いことも思い出してちょっと恥ずかしくなっちゃいました。(笑)

というわけで本日は30年前に扱っていたエド・ルシェの作品をご紹介しますね。

ルシェと言えばこのガソリンスタンドのシリーズを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。簡単にご紹介するとエド・ルシェは1937年、アメリカ、ネブラスカ州のオマハ生まれのコンセプチュアル・アーティストです。
1960年以降、言葉と広告媒体のイメージを用い、コンセプチュアル・アートとして、絵画、写真、版画、映画などの制作で著名です。
彼は、広告媒体のイメージ(商品ラベル等)を利用するため、ポップ・アートのエリアに入れられるのですが、本人は否定します。

‘I think I’ll…'(1983) / Ed Ruscha

30年前、私は右も左も分からない新入社員でした。そんな私も彼の作品には心惹かれ欲しいなと思ったものでした。とても買えませんでしたが。(笑)

80を超え今なお現役で活躍し続けている彼の作品は色褪せることなく今も魅力的で、そしてその視線は実に鋭い。こういうふうに歳を重ねる人間になりたいなと思わせる人ですね。

本日はちょっと30年前にタイムスリップしてノスタルジーに浸った朝でした。