こんにちは。S&Tの上村です。昨日某国の新しいお取引先の美術館のマネージング・ディレクターとメールのやりとりをしていて面白いことがありました。

一通り要件が終わってから、補足で1通のメールが。『あなたは男性ですか?女性ですか?』と。😅

変なメールだなと思いましたが、一応答えておくとこんな理由がありました。

その国では終わりが “a”で終わるのは通常女性だから聞いたということでした。確かに私の名前は”Tetsuya”なので”a”で終わりますね。(笑)

久々に国によっての違いを感じてなんだか新鮮でした。

その後色々な話をして打ち解けることができ、私の中ではもうマブダチです。(笑)

というわけでその美術館とは今後何かできるかもしれません。楽しみです。😀

現在、その美術館と何ができるのかや作品の話で毎日のように協議中です。

貴重な作品も入手できるようになったのでそちらも近々発表できるかもしれませんので首を長くしてお待ち下さい。ブログでは書かないかもしれないので、気になる方はご連絡下さいね。

というわけで本日の1品です。


Problem Painting, 2012 / Urs Fischer 
milled aluminum panel, aluminum honeycomb, two-component polyurethane adhesive, acrylic primer, gesso, acrylic ink, spray enamel, acrylic silkscreen medium, acrylic paint
360 x 270 x 2.5 cm

1973年スイス生まれの作家 Urs Fischer です。

ホイットニー美術館は、2006年のビエンナーレでウルスフィッシャーを紹介したとき、彼の実践を「物質の性質、製造行為、および2つを組み合わせることで生じる可能性のある予測不可能なプロセスの考慮に基づいている」と説明しました。フィッシャーは、静物、肖像画、風景などの美術史の伝統を故意に参照していますが、非永続的な素材を使用することで、彼らの権威に疑問を投げかけ、時には破壊します。

2010年以降のフィッシャーの絵画(アルミニウムパネルへの大規模なプリント)は、映画スターのヘッドショット(主に1950年代に撮影)のコラージュ画像と、果物、釘、その他の小さな金属製の物体、タバコなどの画像で構成されています。

異物による顔の暴力的な占領は、グラフィック的に衝撃的なように見えることがあります。

巨大な彼の作品はまさに圧巻です。