こんにちは。S&Tの上村です。昨日お客様から日本の某オークションにトーマス・ルフが出てると連絡が。思ったよりエスティメイト(予想落札価格)が安いと喜んでいました。

さてさて、日本のオークションでは比較的お買い得にゲットできるかもしれないのが海外のアーティスト。なぜって日本のマーケットの特徴なのか訳のわからないものが高くて海外のアーティストの作品が意外とスルーされているケースが過去にも何度かあったからです。

だからもしかしたら今回はお買い得に変えるかもしれませんね。🤗

以前私も買っておけば良かったということも何度かありました。トーマス・ルフがお好きな方はチャレンジしてみては?

実はS&Tではトーマス・ルフは20年以上前から扱っているので得意なんです。だからオークションにも負けませんよ。(笑)

現在額装中のものもそろそろ出来上がってくる(?)予定ですのでそちらはぜひいろんな方にご覧いただきたい。かなり小さい作品ですが、海外の市場価格が上がってきているので急きょ市場価格より安くお客様にお出ししようと思った作品です。長い間隠してました。(笑)

額が出来上がらないとなんともできませんが出来上がり次第見にきて下さいね。遠慮なく状況お問い合わせください。🤗

というわけで本日の1品はトーマス・ルフの作品から。

jpeg ib01, 2006 / Thomas Ruff
c-print, diasec face
174 x 324 cm

ルフのjpegシリーズからですが、この作品の画像が悪いわけではありません。初めからピクセルが荒くなっていて分割されて見えるように作られています。日本では他の作品の方をよく見かけますがこのjpegシリーズ非常に面白いんですよ。いつも言っていますが、実物を見ないとこの良さは分かりません。😅

現在は日本でもようやく多くの皆さんが知るようになりましたね。

私は、写真が現実を切り取るものだ、という考えは、必ずしも正しくないと思っています。もちろんカメラは現実を記録しますが、それはカメラを構える人間が選択した現実なのです。最も客観的に見える写真でさえ、実は主観的なものなのです。最も客観的な写真とは、天体写真ではないかと考えたのです。なぜなら天体写真の場合、作者としての私は、何も操作できないのです。私はあきらめる他ないのです。自分自身でこのような写真を撮ることはできないのですから。ートーマス・ルフ

もちろんお問い合わせはS&Tまで。