こんにちは。S&Tの上村です。急に毎日雪かきになってしまい疲労困憊です。そんな雪の中でもお客様はやってきてアートを存分に楽しんでいらっしゃいます。アートジャンキー恐るべし。(笑)

来週は暖かくなるなんて予報もあり、一体地球はどうなっちゃってるんでしょう?

今も外ではブル(除雪車)が雪をはいているようなのでこの後雪かきです。

もう嫌だ〜!(心の叫びです)

さて、千葉県佐倉市の佐倉市立美術館のネーミングライツ(施設命名権)で今年4月1日から2033年3月31日まで用いられる愛称が決定しましたね。

権利を取得した株式会社ジィ・シィ企画によると本社所在地がある佐倉市における公共施設の活性化・魅力向上への貢献が、企業理念と共通すると考え今回の応募に至ったといいます。

そして決定したのがこの名前。

『佐倉市立美術館!…GC』

なんとも微妙な…。😅

もう少し何かなかったんですかね。お役所的というかセンスがないというか、これではあまり行きたいとは思えない。(あくまで私見です。)

ネーミングライツ自体は良いと思うのですが、それを決定する上でやはりセンスの良い人材を選ばないとダメですね。愛称なのでMoMAみたいにカッコよくしてくれれば良かったのにと個人的には思います。

アートを盛り上げる上で美術館の役割は非常に大きいのですが、これではどうにもなりません。そういうところから意識して変えていかないといけないのですが…。試みは良かったんですけどね。^^;

今回はネーミングライツのお話ですが、こういうことがたくさんあちこちで起こっているような気がします。

というわけで本日の1品です。こちらはセンスもバッチリの湯浅克俊さんの最新作です。

The gleam of light which flashes across our mind from within / Katsutoshi Yuasa
woodcut
Edition 10
Image size 60.5 x 91
Paper size 64 x 100

もうご存知の方も多いでしょう。湯浅克俊さんの出来立ての最新作です。去年は先日亡くなったFranz Gertschの美術館で個展も開催されました。今年は山形でもぜひ個展をと今模索中です。🤗

【湯浅克俊】
1978年東京都出身。
武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。
英国ロイヤルカレッジオブアートにて修士課程を修了後、写真とデジタル技術を融合した木版画による作品を多く発表し、イギリス、ドイツをはじめ世界各国で個展を開催。
Northern Print Award 受賞をはじめ、多くの国際的な展覧会に出展。

もちろんお問い合わせはS&Tまで。