こんにちは。S&Tの上村です。先日Facebookの思い出で2年前のアートショップ の様子が表示されました。それがこちら。

Decozukaこと石塚由美子さんの展示の様子です。2年前はちょうど石塚さんが迷走中の時期でこんなガチャガチャの中に作品を入れてたった二百円でやっていました。(笑)

そこから紆余曲折を経て現在に至るわけですが、現在は当時の面影は1mmもありません。非常に素晴らしい作家へと成長を遂げています。

ただ、こういう時代があったからこその今なんです。いきなり生まれてすぐに素晴らしい作家なんてあり得ないですよね。

そして、アートショップ をやっていて思うことはこの成長がアーティストに限ったことではないという事です。お客さんもアートショップ と共に色々な知識を得て本物のアートに触れる体験をする事で共に成長してきました。

何もアートショップ が凄いわけではありませんが、こういう体験をしていただける場を提供できていることが嬉しいです。

そして、アートショップ も始まった当初よりだいぶ変貌を遂げて来ています。

当初はせいぜい高くて3万円程度の作品しか置いていませんでした。そして、お客様も3万円を見て『高い!!!!!』なんて言っていたのが懐かしいですね。

まだアートは敷居が高いなんて思っている方は是非アートショップ へ足を運んで下さい。そして色々なアートの話をして盛り上がりましょう!

そうするとあなたの禁断の扉が開かれるかもしれませんよ。(笑)

アートの話をしに是非アートショップ へ足を運んで下さいね。

より多くの方とお話しできる事楽しみにしております。

それでは本日の1枚です。

‘B Multi-Case’, Lithograph, 1970 / Gordon House
Edition: 75
50 x 50.2 cm

【Gordon House (1932-2004)】1961年に彼は版画の制作を始めます。パオロッツィやハミルトンなどのアーティストが彼の足跡をたどり、共に英国で版画革命を起こしました。彼らは商業の世界とは対照的に、美術の世界でスクリーンプリントの媒体を固め評判を高めます。その後、彼はクリフホワイトと共にロンドンにホワイトインクプリントスタジオを設立し、収集した一連の壮大なアンティーク印刷機でエッチングや木版画を制作しました。版画は、彼のキャリアにおいて重要な位置を占めます。1981年に彼のグラフィック作品の回顧展がピッツバーグのカーネギーインスティテュートで開かれ、1982年にはニューヨークのブルックリン美術館で開催されます。

彼は版画を深く理解し、本当の意味でのオリジナルプリントを作成しています。非常に素晴らしい作品が多いです。

まだまだ価格も入手しやすい金額なので今のうちに一つおすすめです。

本日ご紹介した作品はTateのパーマネントコレクションにもなっている作品です。ご興味ある方はお問い合わせ下さい。