こんにちは。S&Tの上村です。先日ルーブル美術館のアートが香りになったというニュースが話題になりました。これは、ルーブル美術館所蔵の作品をイメージしてフレグランスを〈BULY〉が創ったということでした。

このBuly(ビューリー)は総合美容薬局と言われていてこだわりがすごいブランドで有名です。製品によっては、クラシカルなカリグラフィーで名前入れまでしてもらえるんですが、入っているビンなんかもものすごくこだわりが感じられます。だからこのプロジェクトを聞いたときは驚きというより出るべくして出たんだなという感じがしました。

Buly ガンナム店の様子

今回ルーブル美術館が所蔵する古代ギリシアの彫刻《サモトラケのニケ》、《ミロのヴィーナス》といった傑作8点をイメージしてフレグランスが創られましたが、フレグランスキャンドル、紙ソープ、ポストカードとなって買い求めることができるそうですよ。

この美術品と香りはあまり触れられる機会がありませんが、今回の企画は私もいよいよ出たかと納得できるプロジェクトなんです。

例えば、油絵作品なんかが納品されたときなどはなんとも言えない良い香りが部屋中に充満するんです。これは実際嗅いだ人にしかわからない経験だと思います。時間とともに消えていく香りもあるので本当に生のアートです。

実物でしか決して伝わらない、“香り”を通してアートへの理解を深めてみてはいかがですか?