こんにちは。S&Tの上村です。昨日もタイミング良くセールをご利用になったお客様がいましたが、出すのが嫌なくらい良い作品を持っていっちゃいました。😅

いつも思うことですがタイミングいい方っているんですよね。アート作品との出会いは本当に一期一会。後でまた買えるだろうとタカを括っていると作品が目の前からするりと消えてしまいます。

アートコレクションされている方なら一度や二度そんな体験したことがありますよね?

アート作品との出会いは不思議なものでそういうものなんですよね。

買えなかったものに限ってとんでもないことになって後からでてきたりして。(笑)

後悔しないためにもピンときた作品はぜひゲットして下さいね。

『言うは易く行うは難し』ですけどね。💦

S&Tのセールも佳境に入ってきましたが狙っている作品ある方はぜひお早めにいらっしゃって下さいね。

さて、海外からとんでもない事件のニュースが飛び込んできました!!!!

メキシコ人アートコレクターのマルティン・モバラクが「フリーダ・NFT(Frida.NFT)」という自身のNFTプロジェクトの一環として、フリーダ・カーロのドローイングを燃やしたと主張しているというのです。

燃やしたフリーダ・カーロ作とされるドローイング

Twitterに燃やす様子と思われるとんでもない動画が投稿されています。それがこちら。

https://twitter.com/Arte_Capital/status/1572644762808721408?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1572644762808721408%7Ctwgr%5E1c9fcd99fe71ff0937f24e3d119114389050ee94%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fmexicodailypost.com%2F2022%2F09%2F27%2Foutrage-in-mexico-miami-businessman-burns-frida-kahlos-artwork-with-a-ceremony-complete-with-mariachis%2F

このドローイングは、モバラクのマイアミのアパートに200人が集まったプライベートイベントで、メキシコ人アートディーラーのアンドレス・シーゲルによって鑑定された後に燃やされたんだそうです。

フリーダ・NFTのFAQページには、「2022年7月30日、この絵は永久にメタバースに移行された」と書かれていますが…。狂ってる。(T ^ T)

同ウェブサイトによるとフリーダ・NFTの収益はメキシコシティのフリーダ・カーロ美術館やベジャス・アルテス宮殿など、モバラクが協力したことがあると主張する美術関連施設に寄付されると言っていますが、実際はどうやらそんな事実はなさそうです。

燃やされたドローイングが本物かどうかも不明で、メキシコ当局が今後調査を行う予定なんだそうです。

メキシコでは、考古学的、芸術的、歴史的なモニュメントと区域に関する連邦法により、芸術作品の故意の破壊は犯罪とされています。

もし本物ならこんなやつは早く捕まえた方がいい。

その昔、日本でもゴッホの絵を棺桶に入れて燃やしてくれと言った人がいたっけなんてことを思い出しました。😅

世界の文化遺産をなんだと思っているんでしょうか。💢

それでは皆さん本日も良い1日を。