こんにちは。S&Tの上村です。まもなくフリーズ・ソウルが始まります。世界各地のギャラリーの方も大興奮で毎日のようにご連絡がきます。そりゃそうですよね。コロナで我慢していたのもあり皆さん実際現地に行くのは久しぶりなんですもんね。残念ながら私は行く事ができませんが出品作品などは既にご案内いただいているので皆さんより一足お先に拝見しています。これまでのストレスからか各ギャラリーも力が入っているようですよ。中々良いものたくさん出てますよ。🤗

それにしてもこの円安が恨めしい。そして現地に行きたい。😅

9月は『辺藝』が開催されるのでそちらもお楽しみに。

さて、先日お客さまいらっしゃった時に以前ブログでもご紹介したHotel Chelseaの本を見つけて『これ読みたかったんです。』と大興奮していました。(笑)

https://sandtart.net/未分類/hotel-chelsea/

そこになんでその本がおいてあるか説明すると二度びっくり。皆さんご存知の通りチン・ホー・チェンの作品をご紹介する時に参考文献としておいてあったんですね。

本を見た後に改めてチン・ホー・チェンの作品をご覧になって感激していました。

チン・ホー・チェンは亡くなっていますが、妹さんが現在の作品管理人です。彼女がその本に載ってるんですよね。彼女とは仲良くなったので特別な作品をS&Tでは譲ってもらい展示しております。ご覧になった事がある方もいるかもしれませんね。

日本ではS&Tが初めてだと彼女は言っていましたよ。そんなスペシャルな作品も普通にシレッとおいてあるので中々気がつかない時もありますが、今回のようにお客さまが一通り見た後で知ってビックリなんてこともよくあります。

その驚きがたまらないのでわざとやっている節もあるのですが。(笑)

というわけで本日の1品はチン・ホー・チェンの作品から。

Untitled, 1983. / Ching Ho Cheng
Pastel on rag paper.
30 x 22″

Ching Ho Chengはキューバのハバナ生まれで、1970年代から1980年代にかけて活躍した現代アーティストでした。彼はクーパーユニオンで絵画を学び、タオイズムの教えに没頭し、チベットの芸術、ホピ、ナバホの工芸品などを参照しその折衷的な作品を探求しました。 1970年代初頭、彼はパリとアムステルダムで数年間過ごし、1976年に最初の個展を開催しました。その年にニューヨークに戻ったとき、彼は伝説的なチェルシーホテルに定住し、ホテルの他のクリエイティブな住人とのつながりを築きました。わずか42歳で亡くなってしまったのは非常に残念なアーティストの一人です。

彼は生前『私にとって絵画はとてもスピリチュアルなものです。 それは私がする最も精神的なことです。』と言っていました。

今回掲載した作品と似た小さい作品もいらっしゃればご覧いただけます。もちろんオリジナルです。

お問い合わせはS&Tまで。